チャリ旅日記

旅のことや日常のことを気ままに綴るよ

しがらみのない生活

 

どうもリョウスケです

 

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風邪をひいた。

朝目を覚ますと喉が痛くて仕方がない。一日休んで目を覚ますと、今度は鼻がぐずぐずして仕方がない。また一日休んで目を覚ますと、次は頭がクラクラして仕方がない。

季節の変わりめからくるやつだろうか、それとも、単に家族内に漂う流行病に自分もうつされただけかもしれない。

こんな時に思うのは、なんのしがらみもない現状をダイレクトに突きつけられてしまうことである。

働き人であれば風邪をひけばいろいろと方々に配慮することもあるだろう。自分に子どもがいれば絶対にうつしてはならないと注意して子どもと接するに違いない。人との約束や用事があればキャンセルするかどうかを思案したはずだ。

かくしてなんのしがらみもない自分はどうだろうか。

朝から苦しくてもそれは自分だけの問題で、早く治す必要性もないからお金をかけてまで病院に行こうとも思わない。自分の体調より<財布に入った泣けなしの現金の方が大事。

たとえそれが治るまでに時間がかかる結果を招いても、部屋に長期間こもる覚悟は、朝食をパンかご飯かで悩むくらいのちっぽけな問題でしかなかった。

その事実が情けないなと思いつつ、気楽だと感じるのも事実であり、まだもうしばらくはこんなクソみたいな生活から抜け出せないのである。