チャリ旅日記

旅のことや日常のことを気ままに綴るよ

チャリンコについて

 


どうもリョウスケです

 

 

 

旅157日目

新潟(佐渡島新潟市

天気  くもり

 

 

 


f:id:kryo428:20190710225416j:image

両津港から新潟へ戻る。

 


ここで一度、自転車について考えてみた。

今まで自転車が不具合だという事実に目を逸らして旅を続けてきたことを

ここにおいて反省したい。

旅を長く続ける上で自転車のメンテナンスは非常に重要である。

オイルは足りているか

ネジは緩んでいないか

車体は汚れていないか

自転車に乗りたければ自転車の知識をしっかり身につけ、

自分でメンテナンスができる必要性がある。

ところが私はというと、

旅2年目にして

ようやくパンクの直し方を覚え

先日初めて自分でオイルをチェーンに流し込み

多少の汚れは気にしない。

私のマイチャリが擬人化したら、延々と説教されるに違いない。

 


多少雑に乗り続けても

乗れなくなるほど痛むことがないだけに

ついつい

乱暴に扱いがちなものだがら、

ギアが変えられない問題が生じた時は

かなり焦った。

ギアの仕組みはよく分からないし

でも修理に出すにしても、店を探したりするのも大変で

お金も沢山かかるかもしれないからと

目を瞑ってやり過ごしてきた。

 

だがソロソロと、、

限界である。

 


山道、坂道、、

我慢が効かなくなってきた。

重たいペダルを

漕ぎ続けるのはかなり辛く、

疲労と体への負担が計り知れない。

なぜ、ギアが変わらないのか!?

まったくもってわからず

サイクルショップにて修理を依頼する他

仕方なしか、、

なかば諦め、店を検索し

おおよその店の候補をいくつか探し出し

近くまで来た瞬間

そこでふと、貧乏人魂が最後の悪足掻きにと

自分で何とかならないか

ダメ元でイジイジとやってみようと思い立った。

修理代や部品代もバカにならない。

ケチるところではないにしても

自分で何とかなるのであれば

それに越した事はない。

これでダメなら潔く諦めて店にお願いしよう。。

 


。。。。。

と、ネットで調べ原因と思われる箇所に

ドライバーを入れて

ネジを緩めた所で、、何となく解決したような感覚がある。

 


消費時間5分

 


恐る恐る

自転車に跨り、人目を気にしながら、

ペダルを踏み込みギアをローに落としてみると

「かちゃ」

と、軽く跳ねるような音と共に

ギアのバカ野郎がなに食わぬしたり顔で、

ローへと移動していた。。。

 

 

 

思えば、、

あの坂道も、その坂道も

唸るような山道も、轟くような峠道も

いつも必死でペダルを漕いだな

ギアが変わらねえから

気合いという名のギアだけ変えて

めえいっぱいと踏み込んでさ

これも青春かもな、、

なんて、光る汗を拭おうともせずに

漕いで漕いでさ。。

 

 

 

なんて事はない。

専門的な知識も、熟練の技術も、特殊な道具も

必要なかった。

必要なのは、ドライバー1本と検索履歴だけ、、

 


また一つ勉強になった。

自転車にもし不具合が生じても

まず自分で解決策を考える。

ネットで調べる

人に聞く

自分でいじってみる

それでもダメならうじうじと先延ばしにせず

潔く修理に出す!

 


「知らない事」は「出来ない事」だと決めつけては

いけないのだと、

身を持って実感した。

 

 

 

                                          つづく

リョウスケ

 

 

 

f:id:kryo428:20190710225541j:image

いまの装備はなかなかに気に入っている