チャリ旅日記

旅のことや日常のことを気ままに綴るよ

底に残った液体

 


どうもリョウスケです

 

2023年8月12日土曜日

天気 はれ

 

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少し不衛生な話をします。

 


私の部屋には

ペットボトルが何個か放置されている。

お茶もあれば、ジュースもあって、

その種類は多種多様に彩豊かに並んでいるが、

問題は、

そのペットボトルの口が

残らずすべて空いているということ。

 


どういうことかというと、

ペットボトルの蓋がすべて残らず空いているということ。(二回言っただけ)

注:飲みかけ

 


なんでこうなってしまうのだろう・・・。

 

 

部屋にいると喉が渇くので

蓋を開けて、少し飲んだら蓋を締める。

また喉が渇いたら蓋を開けて、

飲んだら蓋を。

そうして徐々に中身は減っていくのだが

 

問題は、そいつを一日で一本消費したことが

ほとんどないということ。

 

 

どうやら500mlのペットボトルが

私には少し多いようで、

必ず底から数センチ残して飲み終わってしまう。

 


もちろん1日で飲めなくなるとは思っていない。

次の日も喉が渇けば飲みかけのそいつを飲むが、

前日ほど消費量は多くない。

気づけばやっぱり数センチだけ残ってしまう。

 


三日目ともなると流石に手が出しにくい。


別にまだ飲めなくなったとは思っていない。

だけど、生温くなったそいつを飲むのにどこか抵抗が生じてしまい、

結局手を付けずにそのまま放置。

 


四日目になるともう絶対飲まない。

これはもう飲み物ではないと割り切って

他のペットボトルと同様に

横に並べて仲間入り。

その後二度と手を付けることはない。

 

 

 

こうしてまた一本と

口の空いたままのペットボトルが部屋に増える。

 


数日すると、よし、と気合を入れて

洗面台に中身を捨て、

ああ、ごめんなさいと懺悔する。

 

いつまでたってもこんな生活がやめられない。


よくないとわかっていても

ペットボトルは気づくと部屋に増殖していく。

 

 

この飲みかけの液体が排水口に流れる以外の

有効な活用方はないものだろうか。

この現象に共感できる人間がいるとするなら、

彼らと一緒に結託し、

飲みかけの液体をエネルギー源として

世界を救うことができないかと夢想してみる。

 

 

ひとまずどこかに貯水するため

プールいっぱいに注がれた飲みかけの液体たち。

茶色や黄色や群青色の

彩り様々な液体がぐちゃぐちゃと混ざり合い

得体の知れない

おぞましい色がそのプールに満たされ、、、

 

 

想像しただけで背筋が震えた。

やっぱり最後までちゃんと飲み干さねば。