チャリ旅日記

旅のことや日常のことを気ままに綴るよ

開聞岳に挑戦!!

 


どうもリョウスケです

 


旅43日目

2022年6月29日水曜日

天気 晴れ

鹿児島[知覧→開聞岳

 


いつもの悪い癖だった。

どういうわけか山を登る前はなんとなく楽勝な気がして

登った後にこんなにキツかったのか

と後悔することがほとんどだ。

開聞岳もなかなかハードな山だった。

 


標高924メートル

推定登頂時間は一般的に3時間弱

 

初心者向けの山とされていて、

それなら行ってみるかと挑戦したはいいものの

朝から山頂部分は

どう見ても傘をすっぽり被ったみたいに

雲で一面覆われている。

f:id:kryo428:20220630203414j:image


麓のキャンプ場で今日行くか

明日行くかと悩んだが

明日晴れるという保証もないし、

そもそもここで半日過ごせる自信もない。

悩みに悩んで行ってみることにした。

 


が、やっぱり標高の高い山である。

百名山でもある山だ。

序盤はジャングルのような緑地をかき分け

上へ上へと進んでいくが、

f:id:kryo428:20220630203605j:image

八合目九合目あたりから急にゴツゴツした

岩場を進み、

f:id:kryo428:20220630203730j:image

途中に至ってはロッククライミンばりの

岩の壁をよじのぼる。

しかも途中から麓から見えていた

雲の傘にぶち当たり

せっかくの山の景色は白い世界に包まれていた。

f:id:kryo428:20220630203822j:image


それでも微かに、

山頂に登ったら奇跡的に晴れわたり

下界がスカッと見渡せるかもしれない、、、

などと寝ぼけた希望を抱き

山頂目指して無の境地で駆け上る。

 


するとどうだろう、、、

 


山の頂から見渡す景色は

金色に染まった神々しい世界が広がり

天女様が姿を見せると

お前の夢を一つ叶えてやろうと言うので、

いえ、わたしの夢はあなたに出会うことだったので

すでに夢は叶いました

と言うと、ポッと顔を赤らめて天へと

消えて行ったのでした、、、

 


などということは全くなく。

f:id:kryo428:20220630203944j:image

山頂もやっぱり外の世界は真っ白に覆われて

この山の中だけが鮮明に見えるため

どこか別の世界にいるみたいで不思議な感覚だった。

 


ともあれくたくたである。

早く下山してコーラを買ってクッと飲みたい

 


やっぱり山は、

初心者向けだとか言ったところで

山は山なのだった。

 

 

ーーーーーーーーーーーーー

 

 

f:id:kryo428:20220630205229j:image
f:id:kryo428:20220630204424j:image

釜蓋神社ーーこの釜蓋をお堂の手前にある鳥居から頭に乗せた状態で落とさずに賽銭箱のあたりまで移動できたら願いが叶うという。人が少なかったので挑戦してみることに。

1回目は途中で人が現れ動揺して失敗。気を遣ったのか、それ難しいですよね、と声をかけられ愛想笑いで返す。2回目はむしろ何も失う物はないと逆に集中力が増し、成功。お兄さんやりましたよ! と振り返ったらまったく見てくれていなかった。


f:id:kryo428:20220630204427j:image

むちゃくちゃ晴れてるのに山の上だけが雲に覆われている。


f:id:kryo428:20220630204416j:image

11時20分ーー登山開始!


f:id:kryo428:20220630204904j:image

五合目までは美しい景色が見渡せた


f:id:kryo428:20220630204858j:image
f:id:kryo428:20220630204919j:image

このあたりから徐々に怪しくなる


f:id:kryo428:20220630204916j:image

仙人洞


f:id:kryo428:20220630204901j:image

八合目からはもう何も見えない


f:id:kryo428:20220630204912j:image

13時40分ーー山頂に到着。2時間20分で登頂!


f:id:kryo428:20220630204908j:image

14時に下山開始。16時頃登山口に帰還する。この後コーラを慌てて喉に流し込もうとして、溺れそうになる。