どうもリョウスケです
2023年8月4日金曜日
天気 くもり
気になって仕方がない、
そういう人は世の中にたくさんいるはずだ。
私も、実はその一人である。
ネットニュースをちょくちょく覗き込んでは
今日はどうだったのかと逐一確認している。
活躍すれば盛大に喜び、
そうでなければお預けをくらった
犬みたいにしょんぼりと落ち込む日々。
野球は中1で辞めてしまってから、ほとんどボールを触ったことすらない。
将棋は駒の動かし方するあやふやで、まともに勝負すらできない。
それでも彼らの活躍を目で追いかけることが
最近私のマイブームとなっている。
彼らの活躍がこの国の動力源であるかのように
日本中が彼らの活躍に注目している。
ホームランを打つたんびに喜んで
タイトルを一つ獲るたんびに感動して
だけど思えば、
彼らの力には一ミリも役立ってはいないだろう。
こちらばかりが勝手に受け取り
勝手に嬉しくなって
もっと活躍して欲しいと勝手に期待して。
それどころかプレッシャーを一つ積み重ね
負担を一つ増やしているかもしれない。
それでも彼らは軽々とその期待を超えていく。
我々はその期待に甘え、
さらに期待して、の繰り返し。
これでいいのかと思いつつ
だからといって
公園で私がホームランを打ったところで
援護射撃にはならないし。
私が必死で勝利を祈ったところで
微塵たりとも勝利に貢献できない。
できなくても彼らは勝手に活躍するし
勝手に偉大な記録を塗り替える。
だからこちらも勝手に好きになって
勝手に応援して。好き勝手に盛り上がって。
干渉してもしなくても
彼らは我々の想像を遥かに超えて活躍するから、
無責任に応援できるし
無責任に喜べてしまうのだろう。
それでいいのだと思う。
私の想いなんて彼らに届かなくたっていい。
スーパースターのおかげで
凡人の我々はその恩恵に預かることができる。
彼らに日々感謝しつつ
心の底から応援して
邪魔にならない程度にこれからも熱狂したい。
