チャリ旅日記

旅の記録をつけるよ

いまでいうとSFの話。

 


どうもリョウスケです

 


旅131日目

2022年10月22日土曜日

天気 はれ

高知[土佐清水市四万十市

 


14歳の頃に海で遭難

漂着した無人島で仲間とともに

5カ月間のサバイバル生活。

何度も生死を彷徨い続け

偶然通りがかったアメリカの捕鯨船に救出され

万死に一生を得る。

その後、捕鯨船と共にアメリカに渡り、

仲間と別れ、船の船長のもとで育てられ

銛師となって捕鯨船で活躍するも、

やがて故郷へ帰ることを決意。

銛師をやめて

金山で働きお金を稼いで船を購入。

日本へと旅立ち

沖縄に上陸するも鎖国中の日本で監禁され

厳重な取り調べの末にようやく釈放

ついに家族と涙の再会。

その後は鎖国していた日本と海外との

橋渡し的な役割を務め上げ

日本の国際化に大きく尽力した人物といえば、、、

 


こんな日本人が昔いたのである。

 

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ジョン万次郎といえば

よく聞く名前だが、

ここまでの人生だったとは知らなかった。

 


彼の生涯はあまりにぶっ飛びすぎていて

まるでフィクションの世界だ。

一行目からして漫画の主人公のような劇的な始まりだった。

 

いまでもすごい話だが、

当時の常識からは少しかけ離れていると感じる


現代風に彼の人生をわたしなりの解釈で説明するとこうである。

 


14歳で初めて乗り込んだ宇宙船にトラブルが発生

地球との通信が絶たれ

広大な宇宙で仲間とともに遭難。

食料が底をつく中、

突如として現れた未確認飛行物体に救助され

なんとか命からがら助かった。

意思の疎通が図れない宇宙人たちとの交流に苦戦を強いられるも

彼らの故郷アルメダスへと案内された彼らは、

その星で十年もの時を過ごす。

やがてアルメダス星での生活にも慣れ

宇宙怪物捕獲隊士の技術も磨いて

一級捕獲師として星の住人たちからも認められつつあったある日の事、

急遽故郷地球へと帰ることを決意する。

だがそのためには宇宙船が必要で

手に入れるにはこの星の通貨でもある莫大なパンポピオが必要だった。

パンポピオを稼ぐためダゴング峡谷にある

幻のペチョンコ石と呼ばれる原石を探しに行き

半年かけてついに発見すると、

それを街の商人に3億パンポピオで換金。

宇宙船を購入し、

地球に向かって再び危険を冒して帰路へと旅立つのだった。

 

果たして彼は地球へと無事に帰還することができるのか、、、


ーーーつづく。

 


と、こういう話になるのである。

いまで言うなら完全にSFの世界の物語になってしまうようなことを

ジョン万次郎は経験したのだから、

やっぱり当時としてはとんでもないことだったのではないだろうか。

 

 

 

高知県の岬は彼が幼少期に生まれ育った地域である。彼の資料館があり、彼の育った復元された家があり、岬の先には彼の銅像が立っている。

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これだけ情報が溢れた時代に生き、

行ってもない国の文化や風景が片手一つで手に取るようにわかっても、

臆病なわたしは一人で海外に行く勇気さえない。

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だからこそ、どんな環境でも力強く生きた彼には尊敬しかなかった。彼の銅像を見上げながら、あんたすごい男だよと一人静かに頷くのである。

ーーところでパンポピオって日本円でいくらぐらいなんたろう?

 

 

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f:id:kryo428:20221030081842j:image躍動感がすごい。無人島で捕鯨船が現れたときに必死に助けを求めに行く万次郎たちの像。


f:id:kryo428:20221030081907j:image万次郎が住んでた家のドアノブ。こんなものまである。


f:id:kryo428:20221030081927j:imageなんか思ってたんと違う


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f:id:kryo428:20221030081920j:image復元された生家。家の中まで再現されている


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f:id:kryo428:20221030081938j:imageいたるところに大河ドラマを期待する看板が立っている。署名活動までしていたので、一応名前を書いておいた。いつか実現するといいなと思う。

 

f:id:kryo428:20221030083638j:image絵と全然違う。


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f:id:kryo428:20221030081933j:image白山洞門。大きな岩にぽっかりと穴が空いている


f:id:kryo428:20221030081901j:imageジョン万次郎は海外で呼ばれていた名前。日本では生家のあった地名から取って中浜万次郎と名乗っていた。


f:id:kryo428:20221030081904j:image足摺岬


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f:id:kryo428:20221030081858j:imageこんなこと書くから期待しすぎてしまうのだ。


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f:id:kryo428:20221030081941j:image四国を旅しているとお遍路さんとよくすれ違う。あまり詳しくはないけど、ああいうのもまたいいなあ


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f:id:kryo428:20221030081914j:imageここにも、、、