チャリ旅日記

旅のことや日常のことを気ままに綴るよ

天才の境地にお邪魔する

 


どうもリョウスケです

 

 

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冨樫義博展に行ってきました。

 


ずっとずっと行きたくて

東京で開催されていた時から、

大阪に来たら絶対行くと決めていた。

 


大阪へは仕事の登録のために訪れたはずだったが、

実は先方からは、遠いのでzoomでもいいよと

言っていただいていた。それを、

大丈夫です、大阪まで行かせていただきます!

とあえて大阪まで強行することにしたのは、

冨樫義博展に行きたかったからだった。

 


果たして仕事の登録に来たのか

冨樫義博展のために来たのかわからない。

 

 

 

展覧会はもう最高すぎた。

子供の頃から何度も読み返した作品たち。

幽遊白書」「HUNTER×HUNTER

どれも原画で壁に展示されている。

 


単行本だとすぐ読み進めてしまって

ページの隅々まで観察することはないけれど、

原画展だとこれでもかと舐め回すように

じっくりじっくり一枚一枚

濃密に時間をかけて観察していく。

 


そうすることによって単行本だと気づかない

ペンの筆圧、コマ割り、セリフの一つ一つが、

作品を最大限面白くしていることがよくわかる。

 


私なんかが言うのはおこがましいが

冨樫先生はやっぱり天才である。

 


よくネットでは先生に対し生意気な読者が

彼を愚弄する姿が散見されるが、

そんなやつは琵琶湖を百周した後に

富士山を百回登って

感謝の正拳突きを一万回行なってから

展覧会で作品をじっと観察した後に言ってほしい。

それでも足らないぐらい

先生のこれまでの功績や作品の魅力は、

常人なんかが軽々しく

到達できる領域ではないのだと改めて実感する。

 


考え込まれた内容の複雑さ

細かい描き込み

キャラクターそれぞれの魅力

高すぎる作品の完成度

 


それを、腰を痛めてまともに椅子にさえ

座れない状態で描いているかと思えば、

尊敬を超えて畏怖さえ覚えるレベルである。

むしろ感謝しかない。

展覧会のために書き起こされた絵でさえ

その苦労の一部なのだと思えば、

これ以上のご褒美を求めたら罰当たりである。

 


とはいえ、それでもやっぱり求めてしまうのが、

ファンたるゆえんかもしれないが。。。

 

 

いつまでも待ちますゆえ、

どうか無理せず最後まで描いてください(切実)

 

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