どうもリョウスケです
旅55日目
2023年6月5日月曜日
天気 晴れ
ここは昔、
宿場町だったところだ。
通りを古い街並みがずらりと並んでおり
観光地らしくお店もあれば旅館もあって
飲食店もある。
普通にお家もあって、
通りをゆっくり自転車で走る、
それだけで、
少し昔にタイムスリップしたかのような
情緒を体感できるところだ。
宿場町は全国に何十ヶ所もあるというが、
こんな雰囲気で現在も残る宿場町は
あとどのくらいあるんだろう。
知らないままに通り過ぎてしまった宿場町がいくつもある。
中には跡形もない宿場町もあるだろうし、
関宿みたいに情緒を残した宿場町もあるだろう。
行っておけばよかったかなと
少し後悔しながらも、
また今度行けばいいじゃないかと
いつかの未来に期待して気持ちを切り替えている。
この旅が最後だなんて誰が決めた。
そんなつもりで始めた旅だったけど
あれから五年以上が経った現在、
旅に対する向き合い方も変わってきた。
最後だからとあれもこれもと行くよりも
いろんな事情で行けなかったところを
あえてこの旅で残すことで
また今度と、旅の後悔を無くすようにしている。
そのほうが無理せずに旅ができるし
人生の楽しみが増えるから一石二鳥
また今度、
全国の宿場町をすべて巡るのもいいだろう
百名城の次は続百名城を挑戦するでもいい
今度は食べ物に特化した旅をしてもいいし
次は全国を歩いて巡るなんてのも悪くない
百名山全制覇なんて最高にやりがいがある
あれもしてみたいこれもしてみたい
あそこも行きたいしここも行きたい
この旅が最後だなんて誰が決めた。
そろそろ最後にしてくれと誰かにお願いされても
やめてやるもんかと突っぱねてやる。
浮浪者のレッテルを
あえて被ってみようと思う所存である。
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関宿へ
不思議なほど一本通りだけが昔の街並みの雰囲気がある。ここを外れると一気に現代の街並みに変貌するため、まるでここだけが時代に取り残されたみたい。最初こそ違和感がすごいけど、長い時間歩いていると、自然とこの街並みに体が順応していき、気づくと何が普通の街並みだったかわからなくなる。逆に現代の街並みに戻ると違和感を覚えるので、長いエレベーターを降りた瞬間の足元みたいな変な感覚だった。
トラックが不自然に感じる
全部で二キロぐらい続いている
高札場(幕府の掟などを書いた看板)が再現されている
銀行までも
この鳥居が東の最終地点。伊勢神宮の古い鳥居を移築したものだという。
ここから先が急に現代
足湯があるけど
お湯がない。ガックシ
ポスト
雰囲気のいいお宿
曳山のお祭りの山車を入れる建物。「この上はない」という意味の『関の山』という言葉の語源は、このお祭りで豪華に飾り付けをして、人混みをかき分けて巡行する様子から、そう呼ばれている。
月曜は主要な施設はすべて休業の日だった、、残念。とはいえ、街の雰囲気を味わいたかったから、目的は達成できたといえる。
お茶畠