どうもリョウスケです
旅32日目
2023年5月4日木曜日
天気 晴れ
連日の山である。
考えているが、
流石に連日の山登りは、、、
昨日も、この前も、この前の前も、
ずっと山ばかりだった。
もう山ばかり無理して登りたくない!
電車で現地に向かうことにした。
高野山へ。
そこからケーブルに乗り換え高野山駅へと向かう。
ようやく着いたと外に出たら、
ここからさらにバスに乗り換えるとのことで、
流石にそれはと絶句する。
予想外の出費は避けたいと、
結局ケチって歩いて高野山まで。
約3キロ。3キロぐらいなら、
と背に腹は変えられず。
クタクタになりながら着いた大門を見上げ
その壮大さに「おお」と唸ると
今度は写真でよく見かける『壇上伽藍』に。
形の美しい建物を見上げてほくそ笑むと
どうやら中へは無料で入れるとのこと。
ありがたやあ!
とことさら仏様に感謝を告げると
美しく黄金に輝く菩薩像に感銘を受け
中は広い広い建物で、
いくつも部屋があって長い廊下があって
見事な絵が描かれた襖絵があって
美しく大きなお庭があって
見応え十分。
千円か、、、と例の如く足踏みした自分を
お寺の鐘で思い切りどつき回したい。
そこからさらに奥へ奥へ、
奥之院へと歩いていく。
奥之院は弘法大師のお墓があるところ。
そこに向かう木がたくさん生い茂る参道には
2キロに渡ってお墓がずらり。
名前をみると誰もがよく知るビッグネームのオンパレード!
普段気を使ってお墓の写真は撮らないが、
あまりに有名な偉人の名前に
こればっかりはカメラの音が鳴り止まなかった。
不謹慎かもと思いつつ、
お墓の写真を撮って撮って撮りまくる!
苔むしたお墓はどれも
数百年という果てしなく長い月日を
この場所で
静かに過ごしたものばかり。
やがて奥へ奥へと進んでいくと
そこには大きなお堂があって
ここが弘法大師のお墓だという。
一味違った厳かな雰囲気に、
それまで夢中で撮影会に勤しむ心は
すっかり萎み、
厳粛な面持ちで奥之院へと入っていく。
いつもより背筋を正して参拝すると
いつもより心がグウッと満たされて。
心穏やかにあとは来た道戻るだけ。
とここで、おや?
駅から3キロ歩いて大門へ
大門から散々巡って奥之院まで約3キロ
合わせて、ひい、ふう、みい、よう
ここから6キロ戻るのか。
はあ、、ふう、、ほう、、
よし、と思い腰を持ち上げて
穏やか心でやっぱり登山に勤しむのだった。
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和歌山へ
高野山への出発地である九度山は、真田幸村にゆかりが深い地域。
これを見ると電車を選んで正解だったと頷ける。
山の上まで線路が続く
あ、
きた、
席は争奪戦。敗北
大門、すごく大きな門。ここから高野山のお寺などが建ち並ぶ区域へと入っていくことになる。
この道沿い
中門
根本大塔、高野山ではよく見かける建物のイメージ。中には金色の如来像。本来は拝観料がかかるけど、この日は無料で拝観できた。ありがたい
こうやくん。いたるところにいる
金堂、この日は特別な行事をやっていたみたいで、中には入れなかった。
一周するとお経を一回読んだことになるという。一人じゃできない
大きな建物
お庭も広い
このお釜で二千人分のお米が炊けるという。すごい
奥之院へ
大きな木とお墓と供養塔がずらっと奥まで並んでいる。神聖な雰囲気が充満する通り。
お墓がたくさん
弘法大師が座った石
この井戸を覗いて、水面に自分の姿が写らなかったら、その人は三年以内に亡くなると言われている。
恐る恐る覗くと、、、ギリギリいた。
ここからまた3キロ
明日です。