どうもリョウスケです
旅30日目
2022年6月16日木曜日
天気 晴れ
朝から気合を入れて登り始めた。
阿蘇山を自転車で縦断するのである、
半端なく過酷に決まっている。
登り初めは緩やかだった。
森の中をゆるいペースで少しずつ登っていくと、
途中で視界が大きく開ける。
こんもりとした山の斜面に背丈の短い
草の生えた草原が出現した。
だだっ広い草原は
阿蘇山ならではの風景で、
そこには牛や馬が何頭も何十頭もいて驚いた。
不思議な光景。
標高何百メートルもの高所に、
緑豊かな草原と牛や馬の生活する姿は、
他では類を見ない光景である。
その後も緩やかな坂道が十数キロ続くと
草千里ヶ浜にたどり着く。
ここはとにかくすごい。
大昔の火口跡にできたのどかな草原地帯で、
周囲を巨大な山に囲まれた広大な平原。
どこまで行っても足元までの草しか生えていないので歩きやすいし
何の柵もなければ道のようなものもないため
好きな方向に好きなように歩き回れる
ふと連想したのはゲームにあるオープンワールドの世界観だった。(3Dアクション系のゲームによくある見渡せる範囲すべて行けちゃうやつ)
思えばリアル世界だって
オープンワールドのはずなのに、
我々はなぜか誰かが決めた道筋に沿ってしか
行動しない。
他人の敷地内には入れないし
川や田んぼにずかずかと入っていくやつはいない。
四方八方に道があって、
その道に沿ってしか歩いていない我々は、
だからこそ
ここのだだっ広い草原地帯が
何だか不思議なもののように感じるのだった。
阿蘇山は素晴らしい。
こんな大自然が山の上にあるのだから。
十数キロの坂道も、
むしろ十数キロあるからなのか
逆に激坂と感じるほどの坂道ではなかった。
これが事実そうなのか
日頃の鍛錬によりレベルがアップしたからなのかは定かではない。
ゲームみたいにステータスが
数字となって表示されればわかりやすいが
そんなわけにはいかないのだった。
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いったい誰がこんな道に行くというのか
向かいの山が進撃の巨人の壁みたい。
お椀みたいな形の山が米塚。かわいい
煙が出てるのが噴火した中岳。本来なら火口まで見に行けるらしいが、現在は半径1キロ以内には近づくことができない。
こいつどこにでもいやがるな。
一番近くで見れる場所
またいた。
ここにもいた。
だから買ってしまった、、、。火山灰で作られているらしい。
フランキー像ーーこれですべて達成!! サンジカードだけ入手できず。