どうもリョウスケです
旅33日目
2023年5月5日金曜日
天気 晴れ
来ちゃった。九度山、、、
九度山は真田昌幸・幸村親子が関ヶ原から十数年間幽閉されていた地域である。
街はどこも真田一色。偶然にも「真田まつり」なるイベントを道の駅で開催していて、より真田が街のあちこちに存在している。
ーー『真田の抜け道』とは、
幸村が九度山から「大阪の陣」に出陣するのに、徳川方に見つからぬよう通ったと言われる抜け道のことである。大阪まで通じているとまことしやかに言われており、ほぼ伝説として語り継がれるエピソードだが、実際には大昔の古墳の跡だと知られているため抜け道でないのは確実だった。それでも伝説だろうが何だろうがロマンは大好物! たとえこの抜け道が大阪に通じてなかったところで、そんなことはもう、どうでもいい。「かもしれない」というわずかな可能性に、人は夢を見るものである。
ーー『真田庵』は、
昌幸・幸村親子が幽閉されていた屋敷の跡である。現在はこの地で亡くなった真田昌幸のお墓があって、感慨深い気持ちが込み上げてくる。
多くの武勇を挙げ、西軍ながら関ヶ原でも活躍したのに、九度山ではひもじい生活を強いられていたという昌幸。志半ばで亡くなった彼の無念を思うと、なんだか寂しい気持ちになった。
真田ミュージアムはそんな真田親子と息子の生涯と活躍を順を追って学べる記念館である。
幸村のことは大阪城で散々学んでいたが、父親の昌幸についてはまだ知らないことも多かった。
ここぞとばかりに学んでいくと、彼の野心と知力と武力があってこその真田家であることがわかる。
常に時代の流れを読み取って力のある武将のもとで活躍し、二度までも徳川の進行を退け、家康にもその存在を恐れられた戦国武将。
関ヶ原では東軍と西軍で家を分けることによって、どう転んでも真田家が残るよう手回しするほど真田家の未来を案じた。
彼の武勲は息子幸村へと受けつがれ
大阪の陣で晴れて大活躍することになる。
何年か前に大河ドラマにもなっていたが、
この親子の活躍はドラマ性が特にあって、
わたしの心を惹きつけるのだ。
ああ、この親子好きだわ。
なんてことを言うと、
ただの歴史にわか感が漂うほどに
彼らはアイドル的人気を誇る戦国武将である。
それでもやっぱり言わせてほしい。
真田親子が大好きです。
にわか歴史ファンと侮辱されてもいい。
だってわたしは彼ら親子の「生き様」に心の底から惚れ込んでしまったのだから。
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慈尊院、弘法大師が高野山へと訪れる出発地として開いたお寺。世界遺産に登録されている。
多宝塔
本堂
慈尊院に隣接する丹生神社
石塔、これが高野山までの道のりに目印として立てられている。216個もあるらしい。いつかそういう道をのんびりと歩く旅をしてみたい。
真田の抜け穴。住宅街にひっそりとある
穴を覗くと確かに奥まで続いているようにも見え、まさか、、、
真田庵。真田まつりのゴール地点ということで、おそらくいつもより装飾が施されている。
真田ミュージアム
幸村と昌幸
ボタンを押すと、、、
いくつか行ったことある
ドラマで活用された衣装
真田十勇士は創作物。江戸時代に書かれた物語の登場人物で、何人かは実在した人物がモデルとされている。
忍たま乱太郎の展示をしていた。昔よくアニメで観ていたから感動する
このための書き下ろし
作者の私物。忍者の武器など
真田まつり、4日と5日の子どもの日に開催
子どもの日の今日は、真田昌幸や幸村などの格好をした人々が、街の中を巡行し、真田庵まで歩くイベントが行われる。
待機中の馬
出発!
帰宅中の馬