チャリ旅日記

旅のことや日常のことを気ままに綴るよ

憧れの乳頭温泉郷へ

 

 

 

どうもリョウスケです

 

 

 

旅142日目

秋田(田沢湖乳頭温泉郷→道の駅なかせん)

天気  晴れ

 

 

 

乳頭温泉とは、

とてもネーミングセンスに溢れていると感じる。

別に特に意味があってそう思うわけではないのだが、、

うん、とても素晴らしい!

 


こんな事を言うと

どこかの誰かに 変態野郎マジ死ねよ! と言われたくないので

これ以上は言及しないが

どこの誰がどのようにして名付けたのか

想像もできないが

こんな素晴らしい名前を付けた人には

笑顔で握手を求めたいと思う。

 


こんな名前だけで人を惹きつけそうな温泉地があるだろうか

いや、ない。

私が知る限りではここしかない。

 

 

 

名前の響きが良いからといって

ここに行こうと決めた訳ではないのだが

ここ乳頭温泉郷が全国的にも人気のある温泉地であることは

前々から知っていた。

田沢湖からもほど近く、山を大きく登っていく程度で

たどり着くのだから

お手頃で最早行くしか選択肢はない。

 


距離にして14キロ

傾斜はまずまずで、一箇所、二箇所だけ歩かねば登れない

急斜面がありはしたものの

白神山地を数日かけて超えた私には

もう超えられない峠はないのではないかとさえ感じる。

 


3時間、、ようやく乳頭温泉郷に到着した。

 


なんだ、半日しかかかんないんだ

楽勝だったな、、

 


いまの私の感覚は

どうやら狂っているらしい。。。

 

 

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乳頭温泉郷は人里離れた山の奥のさらに奥にある温泉地である。

7つの有名な温泉地があり

それぞれに宿が経営していて

どの施設も日帰り入浴が可能となっている。

 


7つのうち、どこかの宿に宿泊すると

宿泊者限定で7つの温泉を回れる券を購入することができるそうで

それがあれば全ての温泉に入浴することができるのだが

当然私はその券を購入する資格をもっておらず

どこか一つに決める必要があった。

 


優柔不断の私には酷な選択ではあったのだが

ネットを介し

世間の評判とランキングに頼るいつものお得意手段を

用いることで、「鶴の湯」という名の

宿に行くことにした。

 

 

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「鶴の湯」

乳頭温泉郷の中でも歴史が古く

かなり老舗の温泉旅館である。

見た目も独特で

下駄に手拭いに浴衣姿がよく似合う施設内は

落ち着いた雰囲気を旅館全体から

感じることができる。

 


男女に分かれた浴室がそれぞれ2つずつ並んでいて

真ん中には広めの混浴露天風呂がある。。

 


混浴露天風呂!!!???

 


乳頭温泉にある、、混浴露天風呂?

 


誤解してほしくないのだが。

そもそも乳頭温泉にある温泉施設には混浴のお風呂が付きもので

決して混浴のお風呂があるから

ここを選んだわけではないことを強調した上で、

 


混浴露天風呂!!!???

 


少しドキドキしながらタオルをキツめに締め上げ

入浴する。

温度も暑過ぎず、ぬる過ぎず、丁度いい温度で

長めに入浴していても

のぼせる事がないからとても気持ちがいい。

 


10分、、20分、、

別に待っていたわけではないのだ。

ただ気持ちがいいものだから

ついうっかりと長居していたに過ぎないわけだが

結局というか

平日の真昼間というのもあってか

女性だろうが、男性だろうが、

むしろほとんど人が来ないような貸し切り状態で

だだっ広い露天風呂に

ただただぽつんと一人で浸かっていた。

 


そう、これが現実である。

 

 

 

ちなみに乳頭温泉の名前の由来は定かではないが

近くに乳頭山なるものがあり

その山の名前の由来は、山の形が女性の乳房に似ていることから

付けられたそうである。

その山の側にあるから乳頭温泉なのかもしれないし

温泉の泉質の影響か、

お湯の色が乳白色なのも乳頭温泉の特徴で

それも由来なのかもしれないよな、、

 


とぼんやりと考えながら

静まり返った湯船からゆっくりとあがった

 

 

 

 


                                つづく

リョウスケ

 

 

 

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朝の田沢湖

風ひとつなく水面が静まり返っている


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温泉の影響か白い川が流れていた


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古い昔の建物が並ぶ温泉旅館

なんだか落ち着く


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遠くに小さく見えるのが乳頭山