どうもリョウスケです
旅214日目
天気 曇りはれ
7つの温泉に入ることを目標にしていた。
城崎温泉には7つの古くから続く外湯がある。
これらは1200円の湯めぐりパスを購入することで
当日に限り7つの温泉を
何度でも入ることができるようになっている。
城崎温泉にある7つの温泉
そのすべてに入ることがわたしにとっての
悲願だった。
過去に一度城崎温泉を訪れた際
時間の都合上3つ回るので限界だった記憶があり
是非とも次訪れた時には
7つ全て回ってやろうと
心の中に強く誓ったあの日、、
あれから数年、
ついにその切実の思いを果たす時が来た!
というのに、、
一つ目のお風呂に行き
湯巡りパスを購入したところで
店員さんに
御所の湯は今日はお休みです(7つの中の一つ)
と言われ
開始早々に目的を見失ったわけだが
仕方がない。
とりあえず残る6つをのんびりと周ることにした。
城崎温泉は気に入っている温泉地の一つで
街全体の落ち着いた雰囲気と
歴史ある外湯が7つあるというのも魅力で
しかもパスを使えば自由に入れ
観光地としても申し分ない。
あちこちに雰囲気の良い旅館が点在していて
浴衣に下駄を鳴らして闊歩する宿泊客に
羨望の眼差しを向けずにはいられず
いつか私も、
公園にあるトイレの横のベンチで野宿せず、
ちゃんとした旅館に泊まり
美味しい海の幸と
但馬牛を腹一杯に頬張り
のんびりと時間を気にせず温泉に浸ってみたいものである。
私なんかより
明らかに若いカップルなんかもいて、、
はあ、、、
朝食の目玉焼きに醤油かソースかで揉めて
つまんない諍いで喧嘩に発展し
別れたらいいのに、、
と他人の不幸を願っていたのはここだけの話。
地蔵湯
柳湯
一の湯
鴻の湯
と行き、少し体に違和感を覚える。
なんだか体がダルい。。
繰り返し服を脱いで湯船に浸かり
体を拭いて服を着て
という一連の流れが知らず知らずに負担になっていたのか
四つ回ったところで
とてもしんどいと感じた。
風呂に入って体が疲れるとは思わなかった、、
あと二つ、、
まだ二つもあるのか!!
まんだら湯に入り
心身ともにピークを過ぎた体に
気合いを入れ
残るあと一つのお風呂を目指す。
ふらふらになりながら歩き
最後のさとの湯へ
駅前にあるさとの湯は
お風呂も他の5つに比べると一番広々としていて
休憩所も広く
お風呂で疲れた体を
お風呂で癒すことができた。
長かった挑戦が終わった。
店を出ると空は暗くなっていて
丸一日かけてお風呂に入る日が来るとは、、
と少し驚く。
なんだかんだ
1日かけて風呂めぐりするという
貴重な経験ができて、
楽しかった。
7つの温泉に入ることは叶わなかったが
あと一つは未来にお預けだ
また来る理由ができた。
次来るときは少しお高めの旅館に泊まり
美味しいご飯を食べ
浴衣を着て
下駄を履き
カランコロンと響かせながら
温泉巡りと決め込もう。
傍らには綺麗な奥さんがいて
足元をちょこちょこと付いてくる可愛い子どもがいて、、
お風呂だけに
そんな妄想にも浸ってみる
つづく
リョウスケ
《ギャラリー集》
兵庫に入りました!
臨時休業中の御所の湯
温泉寺と呼ばれるお寺があり
山を登らなければならない、、
やっとたどり着いたが
さらに上があるらしく
わりと大変な山道を30分ほど登り
ようやくたどり着いた。
曇ってなければ絶景である
曇ってなければ、、
かわらけ投げ
あの小さい輪っかに入るとはとても
思えない、、
無謀なことには挑戦しない
つまらない男である。
たい焼きならぬ
カニ焼き
夜の城崎温泉