チャリ旅日記

旅のことや日常のことを気ままに綴るよ

本を配り歩く

 


どうもリョウスケです

 


2023年1月24日火曜日

 


本を配る。本を渡す。

作った本をひたすら人に送る。

 


穴が開くほど読んだ本は、

もはやわたしの中で原型をとどめておらず

良いか悪いかも

自分では判断できなくなってしまった。

 


そんな本をひたすら人に渡す。

「これ、つまらないものですが、、、」と粗品を渡すみたいにドキドキしながら。

とはいえ、

本当につまらないと思われていたらどうしようかと不安に駆られながら。

 


これって本当は迷惑な行為なんじゃないだろうか。

 


本って意外と場所を取る。

そこそこ分厚いためにわりと重たい。

 

それでも「作った本です」と言って渡されたら

結構です、と断りづらいに違いない。

不要になっても処分するのに抵抗が生じるかも。

 


なんてことを考え始めると

途端に申し訳ない。渡すのが申し訳ない。。。

 


でも人に読んでほしい。

作ったからには誰かにちゃんと読んでほしい。

 


感想も聴きたい。でも怖い。

酷評されたらどうしよう

と思いつつ、

でもちゃんと正直な感想を聴きたい。

だけど、

本人には直接酷評しづらいかも、、、

なんてことを思い始めると

無難な感想はすべて半信半疑に捉えてしまう。

 


よくない。よくない。

 


感想は素直に受け止めよう。

ーー悪いところは次への課題に

ーー良いところは次への弾みにして

 


とにかく、

なんでもござれと受け止める所存である。

なんでも良いから感想がほしい。

作ったからには自己満足で終わりたくない。

 


ブログとは違うのだ。

物を作るとはこういうことなのだと

人生で初めて実感している。

 

 

 

 

にしても、意外と、、、というより

やっぱり渡す人が少なくてガッカリしている。

自分には元々友達が少ないのだから

しょうがないのだが、

それにしても配れる相手がちょっとしかいない。

 

 

値段がほぼ一緒だからと

300部作った本は、

座敷の隅に未だに大量に積まれていた。

 

 

値段が一緒だからと大盛りを頼んで後悔した

つけ麺屋さんと同じ感覚である。

 

 

どうしたものかと頭を抱え、

物を作るとはこういうことも冷静に判断すべきなのだと、

こんなところでも実感するのだった。

 

 

誰か本を貰ってください。

 

f:id:kryo428:20230124142846j:image