どうもリョウスケです
2023年1月
おんぼろ自転車を騙し騙し使っているとは
よく自覚している。
必要な荷物がたくさん詰めて
支障なく長距離が走りさえすれば
まったく問題なし。
それ以上の要求は何一つとして求めていない。
換えのきかない部品が壊れていても
上の条件さえ満たせていれば、それでいい。
その代わり換えが効く限りは、
専門家に頼らず自分の力のみで修理したい。
そう思って交換できる部品を集め
いざ作業開始と
自転車と向き合ってみると、
こいつがまた想像以上に困難を極めた。
あれも直したいしこれも直したいと
作業工程が多すぎる。
さて、どれから手をつけていいものやら、、、
不慣れな工程ばかりで
労力だけでなく時間もかなり費やしそうで、
失敗しないとも言い切れない。
それでも、やるしかない。
失敗したらまたやり直せばいい。
不屈の精神とは無縁の人生を歩んできた己でも
やればできるというところを見せつけたい!
誰に?、、、わたし自身にだ!!
ーーーと思って作業を開始して数日後。
だが、ついにぶち当たってしまった。
ブレーキ周りがうまく作動しない。
どこをいじっても
どこを捻っても
どこをこねくり回したところで、
むしろそれがよくなかったのかもしれないが、
ブレーキがうまく作動しなかった。
こ、これが素人の限界なのか!?
指南書を穴があくほど覗き込み、
ネットで「自転車 ブレーキ 直し方」を
どれだけ必死に探し込むも、
求める解答、、、一つも得られず、、、
それでも不屈の精神の名のもとに
あれやこれやと、
いじって捻ってこねくり回して、
いよいよ素人目にもこのやり方は良くなさそうだと薄々勘付き始めると、
仕方なしと涙ながらに白旗を振って項垂れる。
その後、サイクルショップにチャリを持ち込み
修理を依頼。
すると自分ではどれだけやっても
うんともすんともいかなかった我が愛車は、
あっという間に正常に作動。
ーーー待ち時間わずかに15分
完敗である。
素人とプロの決定的な実力の差を
まざまざと見せつけられたのだった。