チャリ旅日記

旅のことや日常のことを気ままに綴るよ

本への変遷する目的

 


どうもリョウスケです

 


2023年3月9日木曜日

 

 

 

紆余曲折がありました。

実家に戻ってきてからの数ヶ月

自身の本を

とにかく誰かに読んでほしいと

 


会える人には会って渡し

会えない人には封筒に包んで送付。

 


不思議なもので、

本を作っていた時は本を完成させることが

目的だったはずなのに、

 


いざ本が完成してしまうと

今度は誰かにそれを読んでほしいと

思うようになる。

そうして本を誰かに配っていくと、

 


ーー今度は、その反応がほしいと思い始めた。

 


不思議なものである。

そもそも自費出版なんて自己満足で、

それでいいと思っていたはずなのに、、、

 


いっときは誰からも反応がこないことで

絶望的に不安に駆られ

自信をどんどん失っていった。

 


反応がないのはつまらなかったからではないか。

そもそも読んでさえ貰えていないのではないか。

 


不安という沼に沈み始めると

ズブズブと底へ底へと果てがない。

何を食べても美味しくないし

何をやっても楽しくない。

無反応というか、

これはもはや無関心のあらわれでは、、、

 


そんな自分の不安が刃となって、

心の柔らかい部分を

グサグサと容赦なく突き刺してくる。

 

 

 

それでも最近は、

無理に反応を求める必要もないのでは。

と少し落ち着きを取り戻してきた。

 


別に焦る必要もない。これは通過点だ

何かにどこかに繋がる通過点。

改めて読み返してみても、

そんなに悪くはないかもしれないと

自分の本を肯定できるようにもなってきた。

 


それでいい。

やれるだけのことはやっている。

 


地元の図書館に寄贈した

図書館に自分の本が並んでるのを見て嬉しかった。

地元の小中学校に寄贈した

どこかの誰かが読んでくれているかもしれない

そう想像しただけで嬉しくなった。

 


反応はなくても

誰かが読んでくれてるかもしれない。

最近はそれでいいと思えるようになってきた。

 


もちろん今すぐにでも反応がほしい。

何かしらのリアクションを常に求めている。

 


だけど焦る必要はない。

そう、焦る必要はないのだ。

 


形となって存在する物として作った以上

いつまでもなくなったりはしないのだから。

 

 

f:id:kryo428:20230324105356j:imageぼろぼろ。何度も開いてくたくたになった


f:id:kryo428:20230324105352j:image気になるところに付箋を貼る。中も書き込みがいっぱい。こうした方が良かったと思うところをメモ書きしている