どうもリョウスケです
旅124日目
2022年10月14日金曜日
天気 はれ
愛媛[松山市]
とても楽しみにしていた。
もしかしたら旅を始める以前から楽しみにしていたんじゃないだろうか。
道後温泉へとやってきた。
温泉地に訪れるのは久しぶりだった
しかもあの有名な道後温泉
歴史も古く、
多くの歌人たちにも愛され
かの有名な夏目漱石の「坊ちゃん」にも
温泉地へと赴く描写が登場する。
ずっと行きたかったのだ。
もうずっと前から、、、
あの趣のある歴史と風格のある外観や
入浴後の特殊な休憩スタイルも一度でいいから味わってみたかった。
だのに、、、だのに、、、
これである。
なんだあの大きな幕は!
外観が半分も見えていないじゃない。
本館はどこだろうと地図を見ながら行ったり来たり、すぐ側にあるのに建物を横手にキョロキョロと探し周って歩いた。
まさかこれが本館だったなんて、、、
ふと「道後温泉」と書かれた看板が目に入ったことで初めて気づく
「え、これなの?!!」
その時のわたしの胸中は厳島神社に訪れた時と同じガッカリ感だった。
せっかくここまで訪れ
ワクワクしながらやってきたのに。。。
それでもお風呂の方は営業されていると聴き
なら我慢するかと、一旦先に他の観光地に訪れてから再び夕方戻ってくる。
するとそこには、
なんだこの張り紙は!!
整理券を取得しなきゃ入れないなんて、そんなの全然聞いてないよ!!
もうガッカリが猪突猛進で群衆となって押し寄せてきた気分である。
ーーコロナ対策の入場制限
なんてことは頭では十分過ぎるぐらい理解ができても、心がそれを拒絶していた。
あんなに楽しみにしていたのに。
旅を出発する前から、愛媛に来たら絶対にここには行くぞ!とワクワクしながらマップアプリに道後温泉をマークしたのだ。
その時は、こんなことになるなんて想定すらしていなかった。
するとそれを見かねたスタッフのお兄さんが
別館なら入れるのでそちらへどうぞと言う。
ありがたい申し出だったが、
そうじゃない! そうじゃないのよお兄さん!!
別に三日ぶりにお風呂に入りたかった訳ではない。わたしが入りたかったのは、『道後温泉本館』なのである。
その上で別館にも湯巡りできたら良いなとは思っていたが、別館だけ行くのは何かが違う。
ーー何が違うんだ!?
と聞かれたら、
うまく言葉では説明できないが、そうじゃないことだけは、強く主張させてほしい。
完成は令和6年予定だという。
まだ2年も先の話。
完成したら必ずまたここに訪れよう
親譲りの無鉄砲なわたしはそれだけを心に誓うと、温泉地に訪れたのに温泉に入らず道後温泉を後にしたのだった。
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湯築城ーー南北朝時代に築かれたお城なため、現存する遺構は玄人よりのものばかり。
主に外堀と内堀
それから土塁など
これは土塁を作る方法を解説したもの。土塁の土は外堀を掘って出来た土を利用して作っている。
武家屋敷を再現したもの
謎の穴跡
中は人がいてイメージしやすくなっている
なかなかこの時代の城郭は難しい。まだここまでの領域には踏み込めていないと実感している。
道後温泉駅。明治モダンな雰囲気のある駅舎。中にはおしゃれなスタバがあって、外には坊っちゃん列車がある。
マッチ箱みたいな客車と、坊っちゃんでは表現された列車。
カラクリ時計。時間になると、
上に伸びて、中から人形が出てきて音楽が流れ出す。この日、たまたま2回もその場面に遭遇できた。
全体の建物の形を見てみたかった。写真で見る限り、入口も別に玄関が存在するらしい。残念。
前も見たような
2回目
実は幕にも大きな絵が描かれたりと工夫されている。今しか見れないと言われたらプレミア感があるけれど、、、でも、やっぱり。
足湯で我慢
気づくと夜だった。