どうもリョウスケです
旅77日目
2022年8月18日木曜日
天気 曇りたまに雨
馬だった。
本当に馬が歩いてやがる。
公道のど真ん中を
通せんぼするかのように道を塞いで
こうやって見ると意外と恐ろしいものだ。
襲われたらどうしようとか
蹴られたらどうしようとか不安を抱いてしまう。
横を「ちょっとすいませんね」と
電車内でオヤジの隙間を通り抜けるのとは
難易度が比較できないほど高かった。
車も立ち往生している。
馬によって4、5台の渋滞ができるほどに
こんな光景は見たことがない。
おそらく都井岬ならではの光景ではないだろうか。
都井岬は野生の馬が生息する
日本でもかなり珍しい風景の見れる岬である。
もともとは江戸時代に軍馬を育てる目的で牧場が
この地にあったそうだが、
その馬たちがのちに野生化したのが始まり。
岬は馬が食用にする植物も豊富で
繁殖にも適していたため
現在のような光景が見られるようになったのだとか。
すごい話である。
そもそも馬なんて野生化するのだろうか
家畜のイメージしかない馬だ。
襲われたらどうしよう
蹴られたらどうしよう
誰が責任を取ってくれるのだろう
保険は下りるのだろうか
慰謝料はどこに請求すればいいのだ
野生の馬がいると聞いて
へえ、面白そうじゃん!
と軽い気持ちで訪れたものの
柵もない場所で間近で彼らと対面すると
これほど恐ろしいなんて。
熊と遭遇した時の対処法は
馬にも通用するのだろうか。
目を合わせるべきか合わせないべきか
万が一襲われた場合、
荷物を放り投げれば助かるのは馬も同じか
突発的に背中を向けて逃げ出すと
追いかけてくるのは熊だけの特性だろうか
もし追いかけられた場合どうやって自転車で
逃げることができるだろう、、、
こんなにも馬が恐いと思うなんて。
都井岬を舐めちゃいけなかったと
少し反省したのだった。
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これは銅像の馬
岬は結構なアップダウン。二度と自転車では行きたくない所。
都井岬灯台。灯台に着いた途端に霧が濃くなり、何も景色が見えなくなった。有料だし、せっかくここまで苦労して来たしで、30分ぐらい待ったけど、やっぱり晴れずじまい
思ってたよりめっちゃいる。
芋を洗って食べる猿が生息する島が眺められる浜。猿は見えず
注、赤んぼうにマスクをしたら危険です。
宮崎はマンゴーじゃい! でもマンゴーは高いので冷凍マンゴーが少し入ったマンゴーアイスを食する。やっぱり美味しい