チャリ旅日記

旅のことや日常のことを気ままに綴るよ

大雨の地獄

 


どうもリョウスケです

 


旅19日目

2022年6月5日日曜日

天気 大雨

長崎[小浜町→雲仙]

 


前日から雨が降ることを知って

今日はどう過ごすべきか考えていた。

 


とりあえず言えることは、

自転車を使うべきではないということだ。

 

なるべく濡れたくはないし

雨の移動は危険が伴う。


そこで近くの雲仙へとバスで向かうことに。

 


ああなんて楽なんだろう。

人力を使えば数時間はかかるだろう道のりを

バスはほんの二十分で楽々と登って行きやがる。

 


雲仙は火山によってできる

地獄で有名な温泉街である。

 

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いたるところからゴウゴウと湯煙が立ち昇り

ボコボコと気泡が噴出している

 

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すごい光景だった。

唸るようなすごい光景だった。

 


ここは昔、キリシタンを拷問するための本当に地獄のような場所だったという。

今では景勝地としても温泉街としても楽しめる観光スポットである。

 


ーーが、外は生憎の雨だった。

しかも普通の雨ではなかった。

ダバダバと大粒の水滴が空から降り注ぎ

ビュービューと傘を吹き飛ばさんほどの

強い風が吹き荒ぶ。

 


その状況は雲仙地獄のすごい光景が

霞むんじゃないかと思うほどの悪天候だった。

 


もう最悪である。

せっかく来たのだからいろんなところを、歩いて巡りたかったのに、

この大雨ではそういうわけにもいかず。

ただすぐ戻ったところで先に進むこともできない今日は、

情報館と呼ばれる雲仙の観光案内所でひたすら時間を浪費して過ごしている。

 

 

 

そろそろ梅雨がきたのか、、、

嫌だなあと思いつつ

これはどうしたって避けようのない自然現象であるのだから、

受け入れてどうにかしてやり過ごす方法を考えねばならない。

 


濡れたくはない。

できれば移動もしたくない。

だけれど時間を浪費できる場所は限られているし

どうしたって避けられない場合もある。

多少は妥協しつつ

なるべく晴れた日に旅をして

夜過ごす場所も考えなきゃいけないし、、、

 


はあ、、、ため息しか出ない。

車だったら雨も坂道も気にせず走れるのになあ

 


そんなことをぼんやりと観光地で考える。

窓から見える大雨は、

まだまだ朝まで止みそうになかった。

 

 

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猫ちゃん


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うぉーって叫んでいるように聞こえる

たぶん男性だと思う。

 

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泥地獄が泥地獄してなかった。

たぶん雨で温度が低かったせいかもしれない


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3日ぶりのお風呂!

湯上がりのコーラ!

ーーこれを至福という。