どうもリョウスケです
旅13日目
2022年5月30日月曜日
天気 小雨のち曇り
長崎［佐世保市］
朝から雨が降っていた。
見た感じ小雨のようだが長く当たり続けると
確実にぐっしょりと体が濡れる程度の
厄介な雨。
少しどうしようかと迷った。
というのも、朝から何もやる気が起きない。
雨であることと
体が少しだるいことと
気分的に優れないことは
全て繋がっている。
もう一つ挙げるなら
次に行きたいと思うところは
晴れていないと行く意味がないところでもあった。
仕方がない。
今日はここで1日過ごすのだ。
ーーと言ったところで、何もやることがない。
朝からダラダラとイオンの店内を徘徊し
意味もなく電気屋に入って
マッサージチェアで店員の威圧的な目線を
気づかないふりをしながらやり続け。
そして今、
マクドで190円のカフェラテを飲みながら
夜まで過ごそうと目論んでいる。
・・・とにかく今日はなかったことにして
明日から頑張ろうと誓った。
佐世保バーガーを食べた。
ハンバーガーショップの総称である。
定義は佐世保に店舗があること
注文を受けてから手作りで提供していること
なるべく地元の素材を使っていること
それ以外は特に決まった定義はない。
そのため店によって味や具材は全く違うものとなっている。
本格的なハンバーガーというものを
人生で初めて食べた。
まず驚くのがその値段である。
え、ハンバーガーってセットで五百円ほどで
食べれるものじゃないの？！
安くても単品で七百円ほどだった。
高いのだと余裕で千円は超えるものが多い。
そして登場したハンバーガーを見て
困惑する。
どうやって食べるのが正解か、、、。
パンとパン（バンズというらしい）の間に
具材がひっきりなしに詰め込まれ
五重塔のように
何層も重なって高いタワーを作っている。
これはどうあっても一口ではいけそうになかった。
テレビか何かで潰して食べているのを
拝見したことがあるが、
潰すと本来の旨味さえも押し潰してしまうのではないかと
ハンバーガー初心者のわたしは及び腰。
そこでめい一杯に口を開け
なりふり構わず齧り付いてやるぞ作戦を実行。
結果は横からはみ出た具材やソースやマヨネーズによって
一瞬にして壮麗な五重塔が崩壊し
見た目はぐちゃぐちゃ
口周りはベトベト
決して人には見られたくない姿である。
でも、
味は最高だった。
自家製のベーコンがちょーうまい！
全ての具材が合わさったケミストリーが
素晴らしい調和を生み出し
口内に新たに壮麗な五重塔を建設していた。
ああ、これが本物のハンバーガーだったのか
マクドもうまいが、
これは桁違いのうまさである。
佐世保バーガー恐るべし！
懸念点があるとするなら、
口が肥えてセットで五百円のハンバーガーが食べられなくなることである。
理由はわからないけど、
やなせたかしが佐世保バーガーの公式キャラクターを手掛けている。
