どうもリョウスケです
旅145日目
山形(道の駅→羽黒山→鶴岡)
天気 曇り晴れ曇り
隋神門と呼ぼれる大きな門から入り、何百段と続く石段を登って、
国宝でもある五重塔、山頂にある三神合祭殿まで
標高4百メートルを登っていく。
「隋神門」
樹齢数百年の太い杉の木の並木道
修験道の場でもある為か、途中にあちらこちらに神社があり、その一つ一つにお参りしながら登る人もいれば、
そそくさと素通りし、ひたすらに上を目指す人がいる
ちなみに私は後者である。
樹齢千年といわれる杉の大木
何が凄いって、この神聖な雰囲気ももちろん凄いのだけれど
それよりも何よりも、
ミシュランガイドで三つ星に評価された
杉並木がギョッとするほどに
美しいーーー
樹齢三百年から五百年はある太い杉の並木
それが真っ直ぐと続く道の
両脇にずーっと並んで伸びている。
数百年前のある時代の数十年をかけ、地道に一本一本植えられたらしく
それが数百年の時を越え、
地面に根を張り続けているのだから
壮大な物語である。
ミシュランがどのような基準でそもそも選んでいるのか想像も付かないが
彼らが判断しなくとも、
わたしから星をたらふく与えたい。
彼らが三つなら、私は五つである。どうだこのやろう!
「五重塔」国宝にも選ばれている。
今だけ明治維新後、初めて中を見ることができるようになっていて
中の構造を実際に見学できる。
それにしても、こんなに石段を登ったのは初めてかもしれない。
山登りで言うなら、
この羽黒山よりも何倍もある山にだって登っている。
でもこの山は石段だ。山頂までずっと石段、、
こんな経験は初めてである。
石段がこんなに辛いとは初めて知った。
歩幅を自分のペースで変えられないのである。
次の石段までの距離と高さ、
その歩調をずらそうものならば確実に躓き
下手をすると後ろ向きに真っ逆さまに転げ落ちてしまいかねない。
なんと大変なのか。
マンガみたいに果てしなく階段が続いている
上まで登ったであろうおじいちゃんおばあちゃんは元気が良く
「こんにちは!」と笑顔で声をかけてくれる。
改めて、日本のお年寄りのパワフルさには敬服して尽きない。
見習わないといけないな、
と、ぼんやり胸に抱きながら
疲れと緊張感で痙攣までしている足をさすり
なんとか山頂までたどり着いた。
「三神合祭殿」
一通り見て終わると
あとは来た道を戻るだけ。
これがシンドイのだと、過去の経験から知っている。
大丈夫か?私の足は、、
もしダメになったら這ってでも下まで降りよう
観光地って大変。。
つづく
リョウスケ
下りの階段はより神経を使う
途中にあるお茶屋さん。お餅とお抹茶が名物
入る気はないくせに、意味もなく店の前でメニューを眺め
続けていた。
入りたかったなあ、、餅食べたかったなあ、、
大鳥居