チャリ旅日記

旅のことや日常のことを気ままに綴るよ

服がない今日この頃

 


どうもリョウスケです

 

 

 

服がない。

正確には衣装箪笥に溢れるほど服がある。

でも、服がない。

 


普段部屋着にする服ならいくらでもある。

私がないと公言するのは、

ちょっとした仕事で着用する服である。

 


別にオシャレをして仕事に行きたい

わけではない。

地味でシンプルで動きやすい、、、

そんなハードルの一番下段に軽々と超えられそうな

条件の服が、

なぜか私の部屋には少ない。

 


どうしてか。

学生時代の私が変だったからだ。

 


今も昔も服に関心のない私の衣装ダンスには、

ここ数年、

服を買うという概念を怠った結果、

平気で5年から10年ものの

年季の入ったユニクロで買ったTシャツが沢山溢れている。

 


それらは全部

学生時代に揃えた服ばかりで、

ヘタをすると高校時代に買ったものまで

平気で現在も着用している。

本当にユニクロは物持ちがいいという

驚くべき証拠と併せて

ここで思うのは、

学生時代の能天気な思考と

大人の階段を上り始めて幾分時間が経った

現在とでは、

服に対する感覚がズレている事実だ。

 


とにかくTシャツのプリントに変な絵がないと

気が済まなかったあの頃の

Tシャツは、

明らかに三十路がヘラヘラしながら

着るものではない。

 


最近、人に実年齢を公表すると

驚かれることが多い。

もっと若いかと思った、、、という言葉は

素直に受け取ると嬉しい言葉だが

穿った見方をすると、

ーーいい歳して変なTシャツを堂々と仕事場にまで着用してきて、あなた大人として恥ずかしくないですか!?

そう遠回しに伝えたいのではないだろうか

 


タンスの中にはシンプルで地味な服が少ない

かといって、

今更全部そう取っ替えするほど

金銭的な余裕もなく

気付くと同じ服ばかり着用していて、

へんな服を着た奴か、

同じ服しか持ってないやつ、

またはその両方、、、となっている。

 


服がない。

衣装ダンスに溢れんばかりの服を眺めながら、

今日もため息を吐く。

 


地味でシンプルで動きやすい服

私はそれを求めている。