チャリ旅日記

旅のことや日常のことを気ままに綴るよ

旅の戦利品たち

 


どうもリョウスケです

 

 

 

自室の押し入れに乱雑に押し込められた紙の束がある。

「〇〇城」「〇〇ミュージアム」と書かれたそれら全国各地にある施設のパンフレットやチラシの束は、旅で得た戦利品の数々だ。

全て捨てずに取ってあるそれらを一つ一つ眺めていると、旅の記憶が映像となって思い浮かべることができ、1、2年ほど前の出来事が既に懐かしく鮮明に脳裏に蘇ってくる。

これらは全て大切な旅の記録である。

いずれはどうにか整理し、いつでも眺められるように収納したいと思いつつ、量も量だけに手付かずになったまま無造作に放置されている。

 


とはいえ現状が現状である。

家にいる機会の多いこのタイミングにやらなくていつやるのだ。

思い付いたが吉日とばかりに重い腰を上げて作業に取り掛かるのも悪くない

 


さて、まずどのように整理しようか。

理想としては

本のような形にまとめられ、

好きな時に好きなタイミングでいつでも閲覧し

取り出せるような工夫を施したい。

インターネットで「旅 パンフレット 整理」と検索し

あらゆるトラベル好きの整理術を参考に、

自分ならどうするかと考える。

ノートに貼り付ける、、

アルバムに差し込んでいく、、

クリアボックスに分類する、、、

様々なやり方や工夫に驚嘆しながらも一番良いと思ったやり方は、

最もシンプルにクリアブックとやらに収納するやり方だった。

 


クリアブックとは、、上部にのみ口のある透明のポケットが

数十枚入った本型のファイルのことである。

よくビジネス資料なんかを収納するのに使用されている。

これなら透明なので中身が見やすく収納もしやすく取り出しやすい

値段も手頃である。

百均でも販売されていて、それもいいかと考えたが

文具店と百均を行ったり来たりしながら

物の質を比べると

やっぱり文具店の方が質がいい。

あたり前だ。あたり前だが、一度それに気付くと抜け出せない。

値段も十倍ぐらい違うが

どうしても文具店の上質な物が欲しくなる。

ガタイもしっかりしており

シンプルかつスタイリッシュで

本棚に並んでいたらと想像すると

涎が出るほどカッコイイ

百均の方はあからさまにフニャチンである。

私の大切な記録をフニャチンに収めるのかと想像すると

白目を向くほどゲンナリする。

本棚を前に涎を垂れ流したいわけではないが

見栄えがカッコイイに越した事はない。

 


あと必要なものは、、

 


整理術師の師匠たちの作品を思い返してみる。

透明なシートにただ無造作に入れるだけでは、形も大きさもバラバラなパンフレットやチケットを、全て見える形に収納することはできない。

どうやら入れ方にも工夫がいる。

 


ページを分けて収納するには、、白い紙を一枚間に挟むと分断でき、1ページ目の裏に2ページ目として収納することができる。

中で形の小さなパンフレットを動かないようにするには、、小さなクリップを使って端を白い紙に固定すればいい。

小さなチケットなどの収納にはテープを使用するといいが、ただのテープだと剥がすのに支障が出る可能性がある。いつでも取り外せるようにするには、マスキングテープを使用すれば簡単に剥がすことができる。

ちなみに固定するのにクリップを使用するのも簡単に取り外す為でもある。

・・・なるほど。先人の知恵はさすがだ。

さっそく文具店に赴き、クリアブック、クリップ、マスキングテープ、そして間に挟む紙として、A4の印刷用紙を購入した。

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準備は整った。

あとは私のやる気次第だ、、

 


それこそ最大にして難解な問題である

なぜなら、

そもそも今までやらなかったのは単純に面倒臭かったからである

コロナだ何だと言われても面倒臭いことに変わりはない。

とりあえず買って満足した私の心に火が付くのは、まだ先の話だ。