どうもリョウスケです
あれは白菜だ。白菜で相違ない。
石でできた白菜に多勢の人が群がっている
台湾で一番大きく有名な博物館に展示されている品の中で
もっとも代表的なのが
白菜を巻くした石だというから
そんな阿呆なことがあるものかと来てみたら
本当に白菜に人が群がっている。。
ちなみに白菜の次に有名なのが角煮である
ここは小料理屋か!!
否、台北にある巨大な博物館である。
國立故宮博物館ーーー
訪れてみて最初に驚いたのが
その博物館の外観の素晴らしさだった。
博物館というより
小料理屋というより
どう見てもお城にしか見えない。
こんな立派な博物館を見たことがない。
昔、王宮か何かだったのかと尋ねてみても
そのような歴史はないという。
博物館として作られた建物は、博物館とは思えないほど
立派で見るからに巨大な建物だ
これが世界か、、と思い知らされる。。
外見と違って中は近代的な博物館となっていて
3階建ての内部には
いくつもの部屋に時代や系統によって展示物が
区分けされて展示されている。
陶器、絵巻、掛け軸、木彫り、、
歴史的工芸的価値のある物たちが何千点
何万点と並び、
とても一つ一つじっくりと鑑賞していては
1日では周りきれないほど
沢山、、たっくさんの収蔵物の数々である。
これはすごい!と驚嘆する物から
ん?なんだこれ??と虫の毛程度の価値にしか見えない物まで
あらゆる物が混在していて、
意味が分からなくても視覚で楽しむ事ができる。
そして、白菜があった、、、
白菜の正体は貴重な鉱物を削ってできた芸術品である。
もともとの鉱物の色合いを利用し
白菜に見立てて作ることでどこからどう見ても
白菜に見ることが出来る。
説明を聴くと、その凄さがありありと伝わるが
知らずして観ると
ただの白菜が大事そうに展示されている光景は
思わず「ププッー」と笑いたくなる滑稽さが
それさえも芸術なのかも、、と
変に考え過ぎてしまうのだから不思議である。
ともすればこの白菜、
観れば観るほどに
まるで吸い込まれそうになる魅力までも放っていて
なるほど。。確かに素晴らしい。。。
なんだか白菜が食べたくなったのはここだけの話。
ちなみに角煮はどこぞの別の博物館にて
絶賛出張展示中らしく
滅多に来れないこのタイミングで観ることが叶わなかった。
その後は東京の渋谷のような若者の街をぶらぶらし
龍山寺というお寺をお参りし
その都度美味しい物をたらふく食べ、
台湾の最期の日は知らない合間に老けていった。。
台湾旅ーーー
素晴らしく楽しかった台湾
また来たいな台湾
もうありがとうしかないよ台湾
海外にも興味をそそられ
来てよかった。
台湾の友人としばしの別れ
彼のお陰で最高に楽しい三日間を過ごせ
感謝しかない。
日本から一緒に来た友人がいなかったら
台湾に訪れることもなかった
感謝しかない。
これがきっかけで新たな扉が開いたとか開かなかったとか
生まれたとか生まれなかったとか、、
とりあえず楽しかった旅に底知れず満足している。
陶器の枕だという。。
それよりも何よりもなんでこんな形にしたんだ
白菜に群がる人々
博物館の隣にあった大きな庭
北海道にしか見かけなかったサツドラが
台湾にあるという不思議。。
日本語すげえな!!