どうもリョウスケです
旅220日目
鳥取(道の駅→倉吉)
天気 はれ
赤レンガ博物館以来の衝撃だった
20世紀梨博物館なる「梨」の博物館があるなんて
鳥取の20世紀梨の生産量が日本一というのもあり
梨の博物館が倉吉市というところにある。
梨の栽培方法を図や映像で分かりやすく
説明するコーナーや
世界中の梨の種類を紹介するコーナー
梨の歴史を動く人形を使って解説するコーナー
四種類の梨を食べ比べができるコーナーなど
様々なブースがあって
なんだかんだと濃い内容で
数時間は飽きずに見て回ることができた。
梨ってうまい。
シャリシャリと嚙み応えがあって
甘くてジューシーで
フルーツの中で梨が一番好き!
、、いや
メロンも好きだな、、、桃も好きだ、、、
うーん、バナナも好き、、、ブドウも捨て難い!!
と言い出すともう、
フルーツはどれも美味いな
一番などと
選ぶこと自体が無粋だ。
それでもやっぱり梨は美味い!
梨があるわよ
と言われると、なぜか感情には出さないけれど
心の中ではガッツポーズをしている。
この感情には出さない
というところが梨の梨たる存在を
最大限に表現しているような気がする。
おれ梨大好きなんだぜ!
世界で一番好きなんだぜ!
死ぬ前に最後に食べたいのも梨なんだぜ!
と豪語するやつを見たことがない。
これは梨が幸の薄い食べ物だと言っているのではなく
梨は間違いなく美味いが
わざわざ一番だと言う食べ物ではなく
そっとお弁当の隅にあって
少し自身のテンションを上げてくれる
そんな果物だということである。
主役にはなれないが
脇役の世界では間違いなくトップクラスの存在で
誰もが認める名脇役
世界で一番だと聞いたことはないが
それと同時に
嫌いな食べ物に列挙されているのも
見たことがない。
梨とは、、
つまりそういう存在なのだ。
ビートルズでいうとリンゴスター
のような、、、
梨をリンゴで表現してすごくややこしいな。。
試食コーナーで食べた梨はべちゃくそ美味かった
四種類の食べ比べで
梨が種類によって大幅に味が違うことに驚愕
水々しさに特化した種類や
甘さに特化した種類などがあり
甘い梨ほど美味しいと感じた。
それでも甘くない方から順番に甘い方へと食べればこそ
甘い梨が美味しいと感じたが
甘みが少ない梨も
それ単体ならば十分甘く水々しい美味しい梨である。
試食コーナーには一人一回などというルールは
明記されておらず
それはつまり何回食べても厳密には良かったのかもしれないが
さすがに2回目は図々しいような
少し気恥ずかしいような
何度も試食コーナーの前を行ったり来たりしては
様子を伺いつつ
人が少ないと入りずらいし
スタッフの人が目の前で作業していると入りずらいし、、
でけっきょく数十分粘ってみたものの
やっぱり無理!と入れず
指を咥えて後ろ髪を引かれる思いで
博物館をあとにした。
つづく
リョウスケ
《ギャラリー集》
大きな梨の木を運んで展示している
「なっしー」
なんか似たようなの聞いたことあるな
梨の木
梨のソフトクリーム
倉吉の白壁土蔵群
昔の古い建物がいくつも残っている
夕日と土蔵と赤ポストと猫と