チャリ旅日記

旅のことや日常のことを気ままに綴るよ

股のぞきは恥ずかしい

 


どうもリョウスケです

 

 

 

旅212日目

京都(舞鶴天橋立→伊根)

天気  晴れ

 

 

 

天橋立に自転車で訪れるのは二度目だった

 


実家のある滋賀から、

自転車で数日間の旅をしようと思うと

行ける所は限られている。

その中の一つの候補として天橋立は抜群にちょうど良かった。

距離的にも片道百数十キロほど

1日半ど真剣に頑張ればたどり着けなくはない。

それぐらいの距離感で

全国的にも有名な景勝地で尚且つ

道中は滋賀県民としてどうしても馴染みの薄い

海沿いを走れるとあれば

手頃な自転車旅としては最も適した場所だった。

 

 

 

久しぶりに訪れた天橋立

前回に比べると休日とあってか人が多い印象で

これまた落ち着いた雰囲気が似合いそうな景勝地だけに

少し残念な気持ちになる。

どうして人が多そうな休日に

わざわざぶち当たってしまったのか。。

運が悪いとも取れるが、

その実、数日ぶりに見事な晴れ間が刺しているとあれば

運が良かったとも取れるし

つまり、、

プラマイゼロで、まあいいか、、と

諦めがついた。

 


智恩寺という天橋立の手前にある立派なお寺で

お参りをする。

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相変わらずお願いをしてもいいのか、悪いのかわからないまま

図々しくもお願いをし

天橋立に自転車に乗ったまま入った。

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その名の通り

陸地と陸地を橋のように繋いだ浜は

3、4キロほども続いており

歩くとなると結構時間がかかる。

ここではレンタサイクルをしている人も多く見かけた。

 

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細長く繋がった浜は、

右を向いても左を向いても海が広がって

道の両端には松の木が

ずーっと続いている。

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景色は美しい

風は心地いい

 


言わずもがな、

あたりまえだと言わんばかりの気品に溢れている

さすがは日本三景だ。

 

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天橋立といえば

股のぞきが有名であろう。

ここに来たからにはやってみたいと、

橋を渡って

反対側の展望台に行って見ることにした。

ちなみに展望台は北側にも南側にも存在している。

今回北側を選んだ理由は

前回南側に行ったからというのと

単純に展望台までの運賃が安かったからである。

これはすごく大事なこと、、

たども、天橋立は見る角度でまったく違うように見えると言うし

それなら違う方から見た方がいいに決まっている!

そんな都合のいい理由付けを

あとから上書きしてリフトへと跨った。

 

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絶景!!

何度も言うが絶景だ!!

 


納得の日本三景

前回訪れたことは前記した通りだが

家族旅行でも

何度か訪れた記憶があり

ここに来るのは何度目かである。

それでも、

やっぱり美しいと思えるのだから

さすが日本三景!!

 


これ以上の言葉では言い表せないので

伝わるまで言うしかない。

 


さすが日本三景!!

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そして股のぞきやっちゃいました、、

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一人で来て

一人でやるのは少し恥ずかしく

謎の緊張感がある。

なるべく人が少ないタイミングを狙って

誰の注目も浴びていないことをキョロキョロしながら確認し

円滑に速やかに終わるよう

何度も頭の中でリハーサルを行い

いざ、、と

やったものだから、

正直景色がキレイだったとか

股のぞきで見ると見え方がこうだったとか

そんな感想を持つ余裕は一切なく、

とりあえずやりましたよ、、の写真を取るので精一杯だった。

 


股のぞき発祥の展望台なんてのもあり

そこにも行ってみる。

そんな所があるなんて、勇気を出して股のぞきを

してから気付いたものだから

せっかくだからやらねばならない気がするけれど

どうせならここで

一回で済ませれば良かった、、

などと少し後悔しながら

もう一度微かに残った勇気を振り絞って

股を覗いた。。

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景色はさほどさっきと変わらない。

少し標高が高い分、

キレイに見えるような見えないような、、、

やっぱり、、

一回で良かったかもしれなかった。。

 

 

 

さすが日本三景である。。

 

 

 

かわらけ投げというのもあった。

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作られた輪っかにかわらけを投げて上手く入れば

願いが叶うと言う。

これこそ一人で来てやるのは恥ずかしいので、

周りがやっているのを見て楽しむ。

入れば周囲の人々で拍手をして讃え、

入らなければ一緒に残念がる光景もなんだか楽しい。

後ろで見ていると、

一人の大柄な少年が挑戦を始めた。

一投目は見当違いの方向へ

二投目は少し惜しいところまで飛び

さて、最後の三投目、、そこで胸に衝撃が走る!

一瞬理解が出来ず何事かと胸元を見ると

かわらけが胸に刺さっていた、、

 


こんなこと、、ある??

 


少年の真後ろにいた私のもとに

かわらけが飛んでくるなんて誰が想像できるだろうか。

しかも、ひっそりと目立たないように

楽しんでいたのに、

急に周囲の注目を浴びることになって

爆発的に恥ずかしい!!

この恥ずかしさは股のぞきの比ではなく

ここにはもういれまいと

急いでリフトに跨って

逃げるように天橋立を後にする羽目になった。

 

 

 

さすが、、

日本三景である。

 


何が起こるかわからない、、

 

 

 

                                       つづく

リョウスケ

 

 

《ギャラリー集》

 

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この旅二つ目の日本三景


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かさぼう

 

伊根の舟屋

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天橋立から丹後半島に入って少し行った所にある港町

漁港というものがなく(あるかもしれないが、、)

この辺りの家は海と繋がっており

ガレージさながらに船が家の下にあって

直接家から船に乗って漁に出ることができるようになっている。

効率がいいし便利だ

むしろなんで他の港町はこうなっていないのだろう、、

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景色も美しく

のんびりとした雰囲気が流れていて

この町、私は好きだ。