チャリ旅日記

旅のことや日常のことを気ままに綴るよ

下戸宣言!

 


どうもリョウスケです

 

 

 

旅153日目

新潟(新潟市佐渡島

天気  曇り

 

 

 

お酒の原料は米である。

新潟は米どころとして全国的にも、世界的にも有名な地域であるからか、

古くから日本酒を生産する酒蔵が沢山ある。

中でも、新潟市内にはその酒蔵を見学できる施設があると聞いたので

行って見ることにした。

 


先のブログでも伝えたかもしれないが、

私はお酒が飲めない。

下戸ーーー

などと古い言い方をすると

なんとなく雰囲気が日本酒とマッチしているので、

あえて言ってみようと思う

 


私は下戸だ。

 


でも多少舌で舐める程度には飲めなくもないし

飲んだところで

眉間に皺が寄るだけで、

マンガみたいに酔って人に悪絡みすることもなければ

映画みたいに格闘技の達人に変貌することもない。

いたって冷静に気分が悪くなり、

部屋の隅っこで一人黙って項垂れる程度で

なるべく人に迷惑はかけないように心がけてはいる。

 


そんな訳だが、

せっかく日本酒の酒蔵が無料で見学できるというのなら

行ってみようと思うのは、

北海道でニッカウヰスキーの工場を見学して色々と感銘を受けた事が大きい。

飲めないからと、「知る」チャンスを逃しては

なんのための旅なのかわからない。

ちょっとした好奇心が

その後の人生を大きく変える事もあるかもしれないと

大袈裟かもしれないが、

可能性を無駄にはしたくないのである。

どうせ、無料なのだし・・・→なんだかんだとこれが一番大事!

 

 

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「今代司」

創業100年を超える老舗の酒蔵である。

いくつか賞を取ったことのあるお酒もあるらしく、

時間ごとにツアーを開催していて

蔵の中をスタッフの人が解説しながら案内してもらうことができ

最後に一杯だけ試飲ができるようになっている。

 

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製造工程は難しく

細かくは理解できなかったが

 

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中の作りは古き良き文化を感じると共に

新しい文化や技術を取り入れながら

さらに美味しいお酒を作ろうという製造者の努力が感じられる。

 

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木の樽を用いて製造する方法は新潟ではここにしかないらしく

この木の樽を作る技術も

後継者不足でほぼ失われてしまっているとのこと。

 


なんだかそれは少し寂しい。

科学が発達すれば

それだけ失われる技術が存在する。

味に比較がなければ、リスクを伴う技術に頼る必要性はなく

必然と排除されてしまうが、

「昔の文化を今も活用して作っている」

というのが、

ひとつの売りにもなるだろうし

それが全国的にも数多い酒蔵がある新潟で、「唯一」となれば

それは武器にもなるだろう。

将棋の駒にしても、

各地にある民芸品などにしても、

こういうところに日本人の良さがあるだろうから

もっともっとどこかで活躍できる場があればいいなと思うし

失われて欲しくないな、、と

 


最先端技術を動員した機械を巧みに操りながら

思いを綴っている。。

 

 

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見学が終わると試飲ができる。

一杯だけの試飲

とはいえ、お酒を口にするのは何ヶ月ぶりの

話だろうか。。

 

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透き通った透明色の日本酒は

普段飲まないお酒の中でも、特に口にする機会が少ない。

少しドキドキしながら口に含むと

最初ひんやりと冷たい液体は

喉を通過する際にはじんわりと熱く顔までが火照るような感覚で

日本酒の甘みと苦みと風味につけ

苦手なアルコールの独特な感覚が口の中に広がり

眉間に皺が寄るも、

思っていたよりはずっと飲みやすいと感じた。

 


大人に私も成長したということか、、

あるいは、ここのお酒が素晴らしいからか、、

 


ある意味色々と知ることの多い酒蔵見学となった。

 

 

 

 


                                   つづく

リョウスケ

 

 

 

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日本酒の自販機


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摩天楼みたいにてっぺんが見えない


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一旦新潟を離れ 佐渡島へと渡る

突如として島編へ突入!