チャリ旅日記

旅のことや日常のことを気ままに綴るよ

いくつ目かの城巡りにつき思うこと

 


どうもリョウスケです

 

 

 

旅152日目

新潟(新発田新潟市

天気  くもり雨

 

 

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100名城 新発田城

 


平坦な陸地に築城された平城。築城したのは溝口氏で、その後数百年間幕末まで使用されていたが、時代が明治になり、廃城の折に建物なども全て消失した。現存するのは表門と二の丸隅櫓の二つで、それ以外に建つ辰巳櫓と三階櫓と呼ばれる二つの櫓は、数十年前に写真を基に数年かけて復元されたものである。

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溝口氏


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表門

 

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復元された辰巳櫓


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現存する二の丸隅櫓

形は似ていても、復元された方は不自然なぐらい真新しい

 

大きな立派な門を潜ると、広い広大な敷地が広がっているものと思いきや、二十メートルほど先には横一列に塀が連なっている。狭く細長い敷地の中には、両端に辰巳櫓と二条櫓があるだけで、他は何もない。というのも、本来は門を潜った先には大きな本丸があり、それを囲む形で櫓が点在していたが、明治期から本丸跡には自衛隊の駐屯地が置かれていて、一般市民は自由に立ち入ることができなくなっている。そのせいか、実際の場所に建てられた三階櫓は駐屯地の敷地内部にあり、中には入ることができないようになっていた。

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見える塀までがほとんど縦の広さ


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本来はこんな感じ

 

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小高い所から見ると、塀の向こうに駐屯地が広がっているのがわかる

 

せっかく復元したのに、中に入れないどころか、水堀を挟んで離れたところから臨むことしか叶わないとは、、少し残念だが致し方あるまい。

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三階櫓の特徴は屋根にある鯱鉾で、本来鯱は二体が通常であるのに対し、天守閣の役割を担っていたとされる三階櫓の鯱は三体である。これは大変珍しく、日本のお城では他に類を見ないとされている。

 

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堀部安兵衛銅像

彼は元赤穂浪士の47志の一人として活躍した志士である。新発田城との縁はというと、父親が辰巳櫓の管理責任者をしていたからだが、ある時、火事で辰巳櫓が焼失した際、責任を取って浪人になっており、ほどなく死去、孤児になった安兵衛はその後親戚方で育てられ、19で江戸に渡った彼は赤穂浪士への道を歩んでいく、、

という、つまり彼自身にはあまり関係のないお城であるような気がするのだが、有名人であるからか、この地域では彼を関係者として誇りにしているようで、城の近くには銅像が建てられている。

 

 

 

これでいくつ目のお城だろうか。

30は超えていたと思うがはっきりとしない。

もともと歴史にそれほど詳しい方ではない所からスタートしているものだから

知っているお城や、知っている武将所縁の城ならば

ある程度の予備知識や、ゲームなどから得られる情報で、

理解することはそれ程難しくないが。

聞いたことのないお城や、

聞いたこのない武将の名前を

築城された経緯から一から知るのは大変で

少し時間がかかる。

戦国から江戸時代にかけて築城されたお城ならば、

大抵の場合三英傑と呼ばれる有名人が

どこかしら関わっていたりするので、そこの少ない知識と記憶を

細い糸で繫ぎ止めるように

理解しては、なんとかブログに上げている。

歴史って難しい。。

詳しければ詳しいほど、現場に来るとより楽しめるに違いないが

知らない所だと、

まず知ることに重きを置くので

なかなか細かい所までは目が行き届かなかったりする。

こんなことなら、

もう少し、勉強しておけばよかったと

過去のぐうたら少年に

ダラダラと説教をしたい衝動を後悔という形で押さえ込んでいる。

 

 

 

もっとも、

ファンタジー小説よろしく、過去にタイムトラベルして

もう一度学生時代をやり直したところで

ぐうたら少年の日常は大して変わらないだろう。

私という人間は、つまるところ

イマという現実をいかに楽して生きるかを効率よく考えることに

終始しており、だもので

もう一度やり直したところで何も変わらないと

胸を張って言えるのである。

 

 

 

                                        つづく

リョウスケ

 

 

 

 

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新潟市マンガ・アニメ情報館」


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新潟市マンガの家」
新潟出身の漫画家やアニメのクリエイターが多いことから、マンガ関連の施設が新潟市内には二つある。さほど大きい施設ではないが、漫画家の紹介や原画、マンガの作り方、アニメの作り方などを映像などで体感できて、人は異常なほど少なかったが、とても楽しむことができた。

 

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萬代橋

照明がついてキレイに見える