どうもリョウスケです
旅130日目
青森（田舎館村→弘前）
天気 晴れ
美容院に行くのが苦手である。
極度の人見知りを抱え持つ私にとって
美容院とは
かなりハードルの高い場所で、
言うなれば数百メートルの谷底に満を持して飛び込むのに匹敵する
それぐらい苦手である。
苦手であるが故に年に1・2回しか行かない
あまりに行かないものだから
別に髪を伸ばしているわけでもないのに、
行く頃には長髪になっている。
因みに長髪は好きではない。何をするにも邪魔だし
鬱陶しいし
食べる時に髪が口に入る
髪が乾かない
帽子が被りにくい
下を向くと前が見えない
散々でしかないので、髪が伸びると切りたくて仕方がないまま
数ヶ月過ごしている。
それでも髪を切りに行かないのは
それだけ美容院が苦手なのだからしょうがない。
何が苦手か。。
まず、今日はどのようにしますか？
の質問に対する答えが未だに見つかっていない
髪が邪魔なだけで、
髪型に拘りがないくせに、かといってどうせ切るのなら
漠然と無難にいい感じにしたい
を、どう伝えるべきなのか。。
そして鏡越しに対面するのも苦手である。
変な話。普段鏡を見ない私は、自分の顔を見慣れていないせいか
自分の所作がチラチラと視界に入るのが気になって仕方がない。
あと、年に1・2回しか行かないからこそ
ほぼ初対面の人とマンツーマンで1時間近く過ごさなければいけない事
他人に髪を触られえる（あたりまえだが）事も
苦手な要素である。
どうして急に美容院の話になったかというと
昨日旅をしながら初めて美容院に行ったからである。
約7ヶ月ちょいぶりの散髪
しかも初めて行く美容院
初めて会う美容師さん
いい歳して、美容院行くのにいつもの3倍は緊張した
こんな緊張したのは
北海道の仕事の初日以来である。
情けないなと思いつつ
優しい美容師さんのフォローのお陰で
ようやく無難でいい感じに髪を切ることができた
これでまた
半年は切らなくて済むだろう。
だがまた半年後に切らなければいけないと思うと、今からすでに憂鬱である。
私は美容院が苦手だ。。
『田んぼアート』
田舎館村では田んぼアートというのが有名である。
広い田んぼに色の違う七種類の苗を植え
上から観ると一枚の絵画になるように表現するもので
田舎館村では毎年田んぼの時期になると
決まって行われる行事である。
会場は田舎館城をモチーフに作られた役場の屋上から
観覧できる。
が、どうやら少し時期が早かったらしく
屋上から見ると
まだ薄っすらとしか絵が見えない、、
役場の人曰く、
7月頃から苗が成長して見えやすくなるそうで
つい数日前に植えたばかりの今では
まだ水の方が多く
見えにくいようである。
少し残念だが
これもまた巡り合わせ。
それでも貴重な風景を見ることができ
話を聞けたのはよかった。
機会があれば、また訪れたいと思う
ちなみに絵は「おしん」が描かれているらしい。
100名城 弘前城
青森にある二つ目のお城。津軽為信が計画し、死後に息子の信枚によって築城されたお城である。東北地方にあるお城の中では唯一天守閣が現存するお城として有名で、お城にある３つの門は築城当時のまま現存し、天守閣は消失した物を江戸時代になって再建された物が今も尚、保存状態が良好のまま残っている。
驚いたのは現在天守閣がある位置は元々の位置から70メートル離れた場所にあるのだが、というのも、現在正面の石垣を修復するにあたり、天守閣を移動させねばならず、現代の技術を使い、時には人力で、何日もかけ少しずつ少しずつ移動させたそうである。
こんな大きな物を解体させずに移動するなんて、、人間ってすごい！
修復中の石垣
少し小高くなった所が天守台で
そこから少し先にある天守閣の位置まで移動させている。
天守閣の上から見るとこんな感じ
桜の時期はお城も庭もすごく美しいらしく、たくさんの人がここを訪れるそうである。桜とお城は相性がいい。
石垣がもとに戻り、天守閣の位置も元の位置に戻されたら、また来てみたいものだ。
津軽為信さん
つづく
リョウスケ
下から見ても何のこっちゃかわからない。
測量をしながら葦の茎を挿し、そこに紐を繋いで中にそれぞれ色の違う米の苗を植えていく
お城みたいな役場
青森といえば、、りんご！！！
だからアップルパイ
とにかく最強だった！
