チャリ旅日記

旅のことや日常のことを気ままに綴るよ

ニッカウイスキー

 

 

 

どうもリョウスケです

 

 

 

札幌時計台に次いでもう一つ気になっていた場所がある。

それは小樽から地図上で少し西に行った余市という地名にある「ニッカウイスキー余市蒸溜所」

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全国でも有名なニッカウイスキーの蒸溜所で

無料で施設を見学できる他、ガイド付きで施設を案内してもらえ(もちろん無料で)、さらに無料の試飲も行なっている。

別に無料だからと行くことにした訳ではないのだが

せっかく無料ならばこの上なく有難い

無料と割引セールという言葉が嫌いな日本人はいないだろう

 

 

見学は楽しい。知れないことを知れる

お酒が作られる過程を順を追ってお姉さんのガイドと一緒に見学していく

 

乾燥→糖化→醗酵→蒸留→貯蔵し熟成

 

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この工程があってようやくウイスキーは完成するのだが

貯蔵し熟成して完成するまでに、何年ものあいだ大きな樽の中で眠らせないといけないというのだから

驚きである。

ローマは1日にして成らず、、ならぬ

ウイスキーは1日にして熟成せず

 

最初は無色透明

樽に入れ、暗い部屋に寝かせることで徐々にウイスキーのあの

琥珀色へと変色していく

 

 

 

 

実を言うと、私はお酒が苦手である。

お酒独特の苦味というか味がそもそも受け付けない。

何を持って「飲めない」と判断するかはわからないが、意地を少し張るなら

飲めないわけではない。

少し弱いのと、少し苦手なのと、ほんの少し気分が悪くなる、、

それだけだ。

 

ジュースとお酒が横に並んでいたら間違いなく迷わずジュースを手に取るだろうし

お酒を好んで飲む人の気持ちが未だに分かりかねている。

そもそもカクテルってなんだ?!

ジュースみたいで飲みやすいって、ならジュースでいいじゃねえか!

ノンアルコールってなんだよ!

アルコールさえ入ってないなら、ただの苦いだけの飲み物じゃねえか

バナナジュースの方が百倍うめえよ!!

 

、、と思うわけで。

 

ただ大人になるとお酒が社交の場では大事なことを知り

飲めることに越したことはないと気付く。

苦手でも我慢して飲む、よりも

好んで飲めるならそのような場でも辛くはない。

とはいえ、内向的な私にとって社交の場そのものが苦手なのだから

所詮は酒云々の問題ではないのかもしれないが、、

 

 

話を戻すと、

私はお酒が苦手だが「ニッカウイスキー」は街の観光名所にもなっていて

まだ洋酒が日本の文化に根付いていない時代に

たくさんの努力と月日をかけ

日本独自のウイスキーを作りあげたのだから

それは日本の歴史であり

文化でもある。

それを知ることができるのであれば、

苦手なお酒に興味を抱くこと、知る機会を持つことは、この旅では絶対に必要なことだ

興味がないからときっかけを失ってはいけない。

 

だから、いささか不安を抱きながらも

試飲会場へと足を運んだ。

無料で三種類

少量ながらもコップに一杯ずつ

氷、水、炭酸水で割ることもできるようになっている。

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それぞれオススメの飲み方なるものが紹介されており

お酒に関して無知な私は

拘りどころか、

水割りだとか、ロックだとか、ハイボールだとか

口に出すことさえ抵抗があり

オススメされる飲み方を必死で真似してみるしかない。

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左から順に水割り、氷+水割り、ロック

 

量は少量しか入っていない。

一口ずつ左から順に舐めるように少しづつ口に含んで行く

左端のウイスキーから

「うん、苦い」お酒の味がする。。

次に真ん中のウイスキー

「うん、苦い」やっぱりお酒の味がする。。。

最後に右端のウイスキー

「お、少し甘い」けど、なんだかんだアップルジュースの方が甘いに決まっている。

 

その後も順番に順番に

少しずつ減らしていく。周りを見ると同じタイミングで来たはずの人たちは

とっくに帰ったことを知る

でも仕方ない。これ以上早く飲めそうにはないのだ

 

小一時間かけ、

ようやく少量のウイスキーを最後まで飲み干した。

無料の試飲のウイスキー

軽くBARをハシゴする程度に味わい、そろそろ帰ろうと立ち上がった瞬間

「あれ?」少し違和感がある。

足が覚束ない!?  顔が風邪でも引いたみたいに熱い

慌ててトイレに駆け込んで鏡を見ると

そこには飲み屋帰りの酔っ払いが立っていた。。。

 

試飲の少量のウイスキーでここまで酔うとは、、、

その時私の心を支配したのは

言うまでもなく「は、恥ずかしい!!!!」だった。

無料の試飲であからさまに酔っ払って

こんな恥ずかしいことはない

間違いなく、平成最後の「恥ずかしい」である。

 

なるべく誰にも見られないよう

少し顔を伏せた状態で急いで「ニッカウイスキー」を後にした。。

 

 

お酒は、やっぱり飲めた方がいいな、、つくづく実感する

 

 

 

                                                つづく

リョウスケ

 

 

 

 

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土砂降りの休日


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ニッカウイスキーのラベルのおじさん


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ウイスキーの第1号

少しずつ蒸発していまの量になっているらしい


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海鮮のちらし寿司と鮭のあら汁

量がぎっしり。腹がいっぱいになる量である

この店のメニューにはお米3合に15種類もの海鮮が乗った

特大まんぷくチラシというものもあるらしい。

 

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ごちそうさまでした。