どうもリョウスケです
貧相な生活をしていると急に腹一杯に
何かを食べたくなる。
そんな時、気持ちを落ち着かせる為にいつもやっていることは
ネットの動画サイトで大食い動画なるものを検索し
それをひたすら見続けたり
寮の食堂でお代わり自由の白米を一心不乱に食べ続けたりすることで
満足しているのだが、
時折それでは満足できない時があり、、
よし、行こうと決めた。
ネットで検索すると札幌にデカ盛りを出すことで有名な喫茶店があるらしい。
地元客にも評判が高く（レビュー調べ）
値段もお手頃
少し札幌駅から南に数キロ離れた住宅街の中にあるのが難点で
行くのにかなり労力を使いそうだが
まったくもって、、関係ない！
私の心は美味い飯とそれをはち切れんばかりに腹に詰め込みたい欲求で
いっぱいである。
大食い動画では、
大きな器に溢れんばかりに盛りに盛られたメガ盛りラーメンや
タワー状にこれでもかと肉が積み上げられた超特大肉丼
果たして卵いったい何個使ってるんだと驚愕するようなビックオムライス
バカでかい皿にライスやハンバーグや海老フライやらが無理矢理にも
乗せられた巨大プレート、、
それらを平気な顔して美味しそうにも平らげる挑戦者たちの
様々な大食い動画を拝見していると
だんだんと
自分もできるのではないかと思えてくるから不思議だ。
いつか挑戦してみたいと思っていた。
少しびびりながらも駅から一時間ほどぷらぷらと歩いて
大盛りを出す喫茶店へと来店。
店内は昔ながらの雰囲気が漂う内装で
キッチンがあり、それを囲うようにカウンター、そしてテーブル席が数席
所々に本棚があり、少し茶色く変色した漫画や雑誌が並ぶ
珈琲の香りが漂う店内は
BGMにジャズが流れ
明る過ぎず、暗過ぎない店の照明がどこか落ち着く。
店に入ると奥さんと思われる明るくて愛想の良い女性の店員さんがお水を運んでくださり
キッチンでは優しそうだが寡黙なマスターが
料理を作っている。
来るのは初めてなのにどこか懐かしいと思わせる
そんな店の雰囲気に
注文する前からすでに虜になっていた。
メニューは多いが、どれも安く
500円代で大概のメニューは網羅でき
しかも日替わりで特定のメニューがかなりお得になるサービスもあり
100円プラスで例の大盛りにもできる。
さっそくネットで高評価のあったスパカツというメニューを頼んでみた
ミートスパにトンカツが乗ったメニューである。
もちろん大盛りで注文。
待つ間、
隣のOL風の女性が頼んだハンバーグカレーに
少し心が揺らぎながらも
ついに、到着！
お、大きい！！
写真で伝わるか心配だが
とてもボリューミーな出で立ちである。
熱々の鉄板の上にパスタが乗っていて下の方は少し焦げ目が付いている
このまさに昔ながらのザ・喫茶店という感じが
ぐっと心に突き刺さり、どこか嬉しい
たっくさん盛られたパスタの上にはミートソースがたっぷりとかかり
その上にはサクサクのトンカツが寝そべっている。
ああ、お腹が空いた。
腹は当然ぺこぺこで何より大食い欲が体の底から溢れている
早く食べよう
急いで食べ過ぎると気持ち悪くなるが
ゆっくり食べ過ぎるとすぐに満腹になりやすい
適度なペースで
なるべく水分を摂り過ぎない程度に、、
などと考えながら食べるのもつまらないので
とにかく好きなように食べる。
旨い！
非常に勝手なイメージで、
大食いメニューを出すお店は単純に味に自信がないのでは、
と思っていた。
味で勝負できないが為に量で勝負しるのかと、、
だが、この店のスパゲティは美味しい
カツも美味い
鉄板の上に乗ってるからかいつまでも熱々なのが最高である。
気付いたらあっという間に完食していた。
私は、大食いではない。
単純にこの店のメニューが動画で見る程の量ではなかったのだ。
だからとはいえ、期待外れなどではなく
私などが食べきれるサイズであり
尚且つ値段が安く腹がはち切れるだけの満足感を得ることができたのだから
来てよかった。
なにより、この店が気に入った
また来ようと思う
つづく
リョウスケ
北海道に来て、初めて熊を見つけた、、、
