チャリ旅日記

旅のことや日常のことを気ままに綴るよ

魚沼産コシヒカリを魚沼で食べたと言いたい

 


どうもリョウスケです

 

 

 

旅160日目

新潟(魚沼→越後湯沢)

天気  くもり雨

 

 

 

 


魚沼産コシヒカリを魚沼で食べることに意味がある。

それ以上でも、それ以下でもない

 


魚沼に来た一番の理由は米食い体験がしたかったからで

せっっかく新潟に来たのだ

世界的にも有名なブランド米であるコシヒカリの中でも

もっとも美味しいとされる魚沼産コシヒカリ

新潟の魚沼で食べる。。

つまらないこだわりを持つことこそ、

私の旅の楽しみ方の一つである。

 


流石に魚沼に来ると

いたるところで魚沼産こしひかりを謳っている。

メニューの幟の横に

お米の幟がこれ見よがしに並ぶさまは

さすが新潟だと言わざる負えない。

 

 

 

まずはシンプルにおにぎり屋さんでレッツ・米米!!

 


個人的におにぎりの具材トップ2にランクインする梅干しと明太子

を、それでも散々悩んで注文。

休日にもなると人が行列を作るそうだが

平日の今日は比較的人が少なく

すぐに食べられた。

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大きいとも小さいとも思わない丁度いいサイズ感が

素晴らしい、二つのおにぎりを頬張る。

炊き立てかと期待した分、少し冷めたおにぎりに残念な気持ち

を抱きつつも

一口食べるとほろっとほぐれる食感と

柔らかい米と

甘みのあるコシヒカリ

うん、間違いなく美味しいおにぎりだ!!

 


あと三つはぺろっといけそうなのを

もう一軒行きたい店があるので我慢する。

 

 

 

次に行った店は釜飯を出すお店である。

古民家風の内装には畳や囲炉裏などがあって風情を感じる。

ここでは魚沼産のコシヒカリ

釜炊きして食べることができるというので

どうせ食べるなら、

私が思いつく限りの中で

お米の最上級の食べ方ができそうだと、

ここに決めた。

 


「釜炊きこしひかり御膳」というのを注文

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御釜に入って登場したご飯の周りには

小鉢が4つと、きゅうりのお漬物、自家製のお豆腐などが

付いている。

どれもお上品を形にしたような料理は、

まさに、結構なお手間で、、と心の中で呟いてみる。

 


そしてお米!

テレテテッテテー  魚沼産のコシヒカリ〜〜

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お米独特の香ばしい湯気が鼻腔にこれでもかと

先制パンチを繰り出した

 


はあ、、おいしそう。。

 


思わずため息が付いて出たところで、

隣にある茶碗にご飯を盛りつけ

勢いよく口に含んだ

 


。。。

 


。。。

 


うん、おいしい。

きゅうりのお漬物と一緒に食べても勿論おいしいし

その上、ご飯だけでも十分においしい

これが魚沼産こしひかりなのか、、

 

 

 

。。。。。

 

 

 

 

 

 

正直に言うと、

感動するほどのものではなかった。

もちろん食べた米はとてもおいしかった。

これは間違いないのだが

でもそれは、

家で食べたご飯に対する気持ちとあまり変わらず

炊き立てのご飯を旬のきゅうりの漬物と食べれば

そりゃ旨いに決まってるよな、、

と思ってしまう。

なんと罰当たりな、とも思うし

新潟の人には申し訳ない

 


お米の味に感動できるほど

味覚に敏感ではないのかもしれないし、

そもそもお米が「まずい」と

感じたことがあまりないものだから

何をもって「美味しい」と言えるというのか。

まだまだ私には

この世界はどうやら早かったのかもしれない。。。

 

 

 

素直にトンカツ定食にしとけばよかったと後悔した

 

 

 

                               つづく

リョウスケ

 

 

 

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魚沼のお隣には越後湯沢という街がある

ここは川端康成の代表作「雪国」の舞台となっていて

街には雪国館という名の資料館があり
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春夏秋冬で使う農機具が置いてあったり

童画と呼ばれる絵が並んでいたり
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雪国の登場人物の駒子という芸者さんのモデルになった

女性の部屋を再現してあったり
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川端康成が実際に使用していた遺品が飾ってあったり

 

その他にも、小説「雪国」を解説したパネルがあったり、

川端康成直筆の書が飾られている。

 

まだ「雪国」に手をつけたことがないが

冒頭の「長いトンネルを抜けると雪国だった」はあまりに有名で

小説の書き出しがいかに大事かを

教えてくれる小説の1つだという印象がある。

こういう資料館に来ると、どうしても興味が湧いて読んでみたいと

思わせてくれるから楽しい。


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かわいい。。


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雪国の冒頭部分を川端康成が直筆した書を

石碑にしている。