どうもリョウスケです
旅75日目
北海道(帯広)
天気 曇りのち雨
朝から豚丼のことしか頭になかった。
豚丼の為に起き
豚丼の為に下調べをし
豚丼の為に朝食まで抜いて
万全の状態で店に向かう
帯広に来たからには
豚丼は絶対に食べなければならない
選んだ店は人気店ともあって
連日行列を作ることで有名である。
並ぶ覚悟はできているが
豚丼に捧げるつもりで送る今日という日、
開店前に行って
開店と同時に入るのも悪くない。
ということで11時に営業開始の店に
10時に向かった。
さすがに早過ぎたのか誰もいないので
近くのコンビニで時間を潰し
20分前にもう一度行くと車が一台止まっていたので、
入口側で待機する。
11時ジャストに店員さんの掛け声とともに開店と同時に店に入店
我ながら完璧な流れである。
朝から豚丼のことを考えてきた甲斐があった
因みに私の後ろにはすでに沢山の行列ができている。
開店時間に来たのでは割と並ばなければならないらしい。
さすが帯広でも一番の行列店だけはある
この店の特徴として
豚丼のお肉は3種類から選ぶことができる
バラ、ロース、ヒレ
中でも脂の乗ったバラ肉が店では代表的なのでそれを注文する。
三百円ほど足すと大盛りにもできるそうで
少し悩んだ
朝飯を抜いたばっかりに
とにかく食べたい欲求により冷静な判断ができなくなっている。
いつもの事を考えるなら、
大盛りなどしなくても十分足りると思う
、、が
腹いっぱい食べたい。。
否、大盛りでなくても腹は満たされるはず
でもせっかく来たのだし。。
お金がもったいない！！
などと
頭の中で大盛りにするかしないかの攻防戦を繰り返した後、
しない方向で固まりかけた矢先、
隣に座ったおじさんが大盛りを注文した
それは謂わば条件反射と呼ばれる類いのものであるのかもしれないが
その注文を聞いた瞬間
私の脳は瞬時に意見を変え
反対意見をかいくぐり物ともせずに華麗にゴールを決めていた。
それは、
つまるところ大盛りを注文していた。。
豚丼！！
一口サイズにカットされた豚肉が大盛りだけにこれでもかと乗っている
見た目のインパクトも凄いが味も絶品で
脂の乗った豚肉は柔らかく
秘伝のたれとやらが絡まって抜群に旨い！
因みに盆に一緒に乗った壺には秘伝のたれが入っており、足りなければ自分でかけ足すこともできる。
はあ～旨い
旨いけどやはりバラ肉だけに脂が多いので
徐々に辛くなってくる
半分ほど食べたあたりから
やっぱりこれは大盛りでなくても良かったやつだと分かった
朝飯を抜いてまで臨んだ自分が悪いのか
それとも大盛りを注文した隣のおじさんが悪いのか。
うん、おじさんのせいにしよう！
なんとか平らげ
腹パンパンの大満足である
リョウスケ
食べて外に出たら大行列ができていた
