どうもリョウスケです
寿司を食った。
北海道の寿司である
北海道に来て寿司を食った。これが何を意味するのか
例えば、、
《一度でいいから「釣りはいらねえよ」ってタクシーの運ちゃんに言ってみたい》
《スカイダイビングは恐ろしいけど、人生で一度ぐらいはしてみようかなって思ってる》
《一週間ぐらい何もしないで海をのんびり眺めて過ごしてみたい》
《ウミガメを食べたいとは思わないけど、食べてみたらどんな味がするんだろうって、気になってはいる》
《お金は大切にしたいけど、いっそ貯金を全部下ろして一日で全部使い切ったらどんな気持ちになるんだろうって考えてみたりする》
。。。。。
そんな分かるようで分からないような感情の奥深くに
ひっそりと横並びしていたもの
《北海道で寿司が食ってみたい》
これがどうしてもしてみたかった。
旅の途中にはできなかった。
金銭的ハードルを越える勇気が私にはなかったからだ
だがしかしようやくついにその目的が叶った。
訪れたのは職場の人に教えてもらったお勧めの回転寿司屋
なんだ回転寿司かと侮ってはならない
北海道の回転寿司は我々の知る回転寿司とはレベルが違うらしい
道民の人に聞くと
必ずみんなそう言うのである。
だったらもう行くしかないじゃないか
札幌市内
円山公園から徒歩十分ほどの距離にその店はあった
混むかもしれないからと、
5時過ぎに来店したにも関わらず店内は混み合っており
15分ほど待つ。
カウンターに座ると目の前をベルトコンベアー式に丸い皿に乗ったネタが通り過ぎていく
超絶に魅力的なネタを前に
つい手が伸びてしまいそうになるのをぐっと抑え
落ち着いて辺りを見渡すと
天井からぶら下がる今日のおススメのお品書きがずらっと並び
テーブルの端には紙とペンが置いてある。
どうやらこれに欲しいネタを書き
板前さんに渡すと新鮮なネタを提供してくれる仕組みになっているらしい。
さっそく、オススメのネタから3貫盛りと
海老を注文
これは、、美味すぎるやつや!!
心なしか光り輝いて見える
ネタが大きくて身がしっかりしていて食べ応えが半端なくて
それでいて口の中でじゅわっと新鮮な海の幸の
旨味が染み込むような、、
私はどちらかというと100円の回転寿司でも充分に満足出来てしまう程度の
人間ではあるのだが、
とはいえやはりこいつは違うぞと
口に入れた瞬間に舌から伝わる味覚に特大の鐘が打ち鳴らされている
これは本当に美味いやつだ
間違いがない。
少し高いから調子に乗って頼み過ぎないようにと
注意するつもりが、
一貫一貫の満足度が高いお陰で
割とすぐにお腹がいっぱいに膨れ上がった。
たくさん入ったワカメ汁
トロ3貫盛り!
最高だった。
夢が一つ叶った満足感と
また一つ生まれた夢を手土産に、
幸せな気持ちを抱えて店を後にする。。
《北海道でもう一度寿司が食ってみたい》
人間とは欲の深い生き物なのだ
つづく
リョウスケ
超豪華飯じゃ〜