どうもリョウスケです
2023年8月7日月曜日
天気 はれくもり
季節の写真が撮りたくて
出かけたついでにひまわりを撮りに行く。
こんなにちゃんとひまわりを観察したのは
何十年ぶりだろう。
じっと観察しながら歩いていると、
ひまわりの生態に改めて驚かされる。
まさかこんなにも同じ方角だけを向いて
立っているものだなんて。
みんながみんな、
とにかく東に目を向けて、
示し合わせたかのように立ちすくんでいる。
太陽が昇る方角にということだろうけど、
無機物的な印象を受ける植物に、
そういう生態があるというのが
どこか不思議な感じがして、
植物も確かに生きているんだと実感する。
かと思ったら、ふと気づくと
少し背の低いひまわりだけが、
たった一輪だけ、なぜか
西を向いて立っているではないか!?
なんでこいつだけ??
うーん。革命を起こす人間とは、
このひまわりのような人物のことだろうか。
あえて協調性を持たず本能のままに
自分が信じた道だけをまっすぐ見据えて突き進む。
他人の決めた価値観なんてクソ喰らえ
生き方は自分で選べ、
正しいか正しくないかはオレが決める!
こんな人間ばかりなら、
人類はあっという間に滅亡するだろう。
だけどこんな人間が、
ある日何の前触れもなく突如として誕生してきたから、
人類は滅亡と再生を繰り返しながらも
絶滅するこたなく
今日まで繁栄してきたに違いない。
この何気なく立つ一輪のひまわりは
私にその真実を伝え、
問いかけているのかもしれない。
さあ、お前はどちらの人間か、、、と。
あとで調べたら、ひまわりは成長段階では太陽の動きに合わせて花弁が向きを変えるそうだ。朝は東を向いていたものが、夕方には西を向いているとのことらしい。
つまりあのひまわりは革命家でもなんでもなく、他のひまわり同様に、生態の本能に準じて西を向いていただけだという。
ーーふーん、あっそ、なあんだ。。。