チャリ旅日記

旅のことや日常のことを気ままに綴るよ

ゾンビが蔓延る世界で

 


どうもリョウスケです

 

 

 

ゾンビについて考えてみた。

 


もしこの世界がゾンビの蔓延る荒廃した世界だとしたら

我々人類はどのような選択をするだろう

 


腐敗した屍人どもを駆逐するため、あらゆる武器をその手に

人類の生存をかけた戦いに興じるだろうか

あるいは、1日でも長くゾンビの脅威から逃れるため

防備を整え、食料の備蓄を揃えた上で、

要害堅固な建物の中へとみんなを避難させる為

懸命に立ち回るだろうか

 


答えはNOだ!!

 


人類の未来など、

生きるか死ぬかの瀬戸際に立たされた瞬間

どうでもいいと匙を投げるに違いない。

 


我々人類は常に己が可愛い生き物である

他人のことなど死を目前にした精神状態では塵一つ気にかけてはいられない

あるいは、邪魔な存在でしかない

この世は弱肉強食だ

生きるか死ぬかの世界である。

 


なんて言ったところで

人を押し除けてまで生き残ったところで

罪悪感に苛まれて生き続けなきゃいけないのも

また人間である。

 


それに、

もしも知人や家族が感染しているとわかったとして

即座に葬ることができるか

あるいは逆に、自分が感染していたとして

躊躇せず自死することができるか

きっとできないに違いない。

震えた手で引き金に手を添えたまま

何もできず

ただただウイルスに感染していく様子を黙って

見つめることしかできないのだ。

 


それでもゾンビパニックが起こった世界で

生き残る人間がいる。

彼らは選ばれた人間である。映画の主人公になるような彼らは、

決して自惚れたり慢心することなく、

強運と生き抜く知識に恵まれ、

時に命を投げ打って味方を助けようとする勇敢さまで持ち合わせて

ゾンビの蔓延る世界で生き残るのである。

そんな彼らに私はなれるか、

いや、きっとなれない。なれるわけがない。

 


用心深い私は、

物語序盤で世界が危機に陥る瞬間まで気付かずに

鼻で笑って死ぬような

愚かな咬ませ犬にはならない自信がある。

その後、勇敢に立ち向かうが、

彼らの力を見誤って

ゾンビの餌食になる可哀想な人間にもならない。

私が死ぬとしたら、

物語中盤で安全とされる避難基地に隠れ続け

危険なのにも関わらず

勇敢にも外の様子を見にいくという主人公を

蔑みながら送り出し、

ここを離れなければ絶対に大丈夫だと自分に言い聞かせ続けるも

仲間のミスによってゾンビの襲来に逃げ遅れて死んでしまうような

愚かで臆病な人間として、

辛うじてエンドロールに名前が乗れば充分である。

 

 

 

なんでこんな話をしだしたかというと、

映画版バイオハザード

今更ながらハマってしまったのと

『ゾンビサバイバルガイド』と呼ばれる

もしも世界がゾンビに支配されたら

どのように生きていくかを

真剣に考察した本を最近熟読したからである。

 


私の頭の中は現在、

将来的な不安と、好きなアーティストと、

そしてゾンビの倒し方でいっぱいだ。

いつかこんなありもしない話をど真剣に追及した本を

書けたらいいな、

なんて考えたりもしている。

 

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