チャリ旅日記

旅のことや日常のことを気ままに綴るよ

引き出しからの訪問者

 


どうもリョウスケです

 

 

例えば目の前にドラえもんが現れたとして

私はどうするだろうーーーー

 

 

将来の君は自堕落で不幸な人生を歩むことになるよ、と忠告されたところで、引き出しから唐突に出現した謎の生物の言うことを素直に聞くとは思えない。とにかくこれは夢に違いないと言い聞かせ、ほっぺたをつねるぐらいの抵抗はするだろうが、最終的には警察に駆け込みひたすら人に助けをこうに違いない。

のび太の凄いところはその従順さである。謎の生物の忠告をすぐさま信じ、出された謎の兵器を、迷うことなく使用する。せめて青色の物体がロボットだと認識できる形をしてさえいれば、あるいは私でも信じることができるか、と考え、否と思い直した。

もしあの物体がロボット然とした風貌で現れたとするなら、それこそ未来から訪れた殺戮兵器かも知れないと、益々不信感を募らせたはずだ。愛らしい姿は気味が悪くても、殺しの兵器だとまでは思わない。

だが、のび太ほどの素直さを備えていない私は、まず誰かの仕組んだ手のこんだイタズラだろうと疑い、次に宇宙からの侵略者説に行き着き、例の物体がロボットだと判明したら今度は謎の組織が送りこんだ化学兵器に違いないと訴え、未来から来たという証言を信じ始めた頃には自分は将来ロボット戦争の重要な指揮官として世界を背負ってたつ救世主なのだと自惚れるだろう。まさか目の前に立つ気味の悪い謎の物体が自分の人生を少しマシにしてくれる為だけに未来から訪れた「トモダチ」だとは、微塵も考えないはずだ。

 


だから我々はもっと素直に人の話を聞く必要がある。外に出るなと言われたら出ない。マスクをしろと言われたらちゃんとする。人間同士の接触はなるべく控える。シャンパンタワーなどもっての外だ!

未来から来た科学ロボットが根拠もなく言っているのではない。偉い専門家たちがあらゆる研究に従事した結論として、科学的根拠に基づいて訴えている。

 


ただただもうウンザリだ。

新聞もニュース番組も、それらの話題が一向になくなる気配がない。

私は旅をしたいし、好きなアーティストのコンサートにも行きたいし、都市部で行われるイベントや展覧会にも参加したいし、オリンピックに胸躍らされる興奮を味わいたいし、仲間と気兼ねなく皺と皺を擦り合わせてこれが幸せだと叫びたい!

経済的な困窮がどうだと言って、夢のない現実を早くも突き付けられたら、いったい我々は何を楽しみに今を凌げばいいのかわからなくなる。

 


のび太ほどの素直さが我々人類にあれば

既にコロナは過去の話だ。

 


のび太を見習おう! 

ドラえもんの言う事は素直に聴こう!

未来は我々次第できっとどうにでもなる・・・と、信じるぐらいは別にいいだろ?

 

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