どうもリョウスケです
旅235日目
天気 はれ!!
3億年も昔にできたとされる鍾乳洞
大きな裂け目のような入り口を前にして
既に私の心を巨大な好奇心でドキドキとさせてくれる。
いったいこの中はどんな未知に
溢れているのだろうか、、
3億年という長い月日は、
ちっぽけな人間の想像できる範疇をとっくに
超えていて
イメージとして付きにくい。
地球が生まれて46億年、、そのうちの3億、、
地球サイドで考えたら
まだまだ鍾乳洞は立ち上がって
あぶあぶとわかるようなわからぬような
言葉とも発生とも取れる
音の羅列を発し始めた頃合いだろうか。
そんなスケールで考え出したら
我々人類なんて
生まれてまだ数秒も経っていないのだろうから
想像なんて着くはずがない。
中は異常なほど広かった。
天井の高さも学校の体育館ほどはあるだろうか
横幅の面積も学校の体育館ほど
わあ!!と声を上げて跳ね返ってくる
音の広がりも
試してはないが、おそらく
学校の体育館ほどはあるに違いない。
学校の体育館などと
さっきまでと違ってスケールの小さい話になって
しまったので
ここで補足を加えるなら、
田舎の小、中学校の学校の体育館ではなく
私立の高校の学校の体育館、、
これで少しはスケールの大きさが伝わったはずである。
とにかく広い鍾乳洞の中は1キロほどの長さがあり
所々に神秘的な風景をもたらしてくれる。
場所によって形や色が異なる様を
ある説明箇所では、
鍾乳洞は芸術家であり演出家でもあると
例えていて
その言葉がストンと気持ちよく腑に落ちた。
次はどんな作品が観れるのかと
ドキドキしながら歩く様子は
さながら凝った美術館の中を歩いているかのような
気持ちと類似している。
ただ少し違うとすれば
そんな作品達の制作期間が桁違いだということで、
一つの作品を作り出すのに
何千年、、何万年の月日がかかっていて
一つの細長い鍾乳石があったとすれば
その鍾乳石がたった2センチ
縦に伸びるのに費やす時間が500年、、、
とてもスケールが違う。。
どんなに制作に時間がかかる人気芸術家でも
さすがにそれだけ待たせりゃ
廃業である。
我々人類はすぐに自分の物差しで
物事を図りがちだが
想像を絶する自然の神秘の前では
考えるより、
ただただ驚愕しているのが正しい反応かもしれない。。
自分の物差しで捉えようとするから
体育館などと
ミジンコサイズの例えしか浮かばないのだ
体育館。。。
自分の表現力の微小さに
想像を超越した鍾乳洞の前では
笑うしかなかった
つづく
リョウスケ
《ギャラリー集》
巨大な氷柱のような鍾乳石
これだけ巨大な物を作り出すのに何千年の
月日がかかるのだろうか
巌窟王!!
広大なカルスト大地が広がっている
西の西山って、、野比のび太か!!