チャリ旅日記

旅のことや日常のことを気ままに綴るよ

工場夜景を望む

 


どうもリョウスケです

 


旅58日目

2023年6月10日土曜日

三重[四日市市

天気 雨や曇り

 

 

f:id:kryo428:20230613220619j:image
海に工場がたくさん建ち並び

そこから白い煙がモクモクと広がっていく。

常に稼働し続ける工場の明かりは、

やがて陽が落ち、

徐々に暗さが増していくと、

無数の光となって

眩しいくらいに世界を照らしていた。

 


まるで宝石のようだ。

そう形容したくなる気持ちもわからなくもない。

 

f:id:kryo428:20230613221913j:image
我々の生活はあの光のもとで

何不自由のない暮らしが営まれている。

24時間365日

休むことなく動き続ける工場群

 


いつもご苦労様ですと感謝を込めて見つめつつ

 


だけど、

見方によってこれは異常な光景でもある。

歴史の針を百数十年ほど巻き戻せば

ここはまだ海の下だった。

現在の生活ではなくてはならないあの工場群も、

かつてはなくても生きていけたのだ。

 


現在では眩いほど綺麗な夜景も、

かつては漆黒に染まる夜空に

満天の星が輝いていたはずである。

 


どちらの方が綺麗な世界だったのだろう。

 


そんなこと、考えるだけで野暮である。

あの光のおかげで我々は不自由なく生活ができ

煌めく夜景はこの上なく美しい世界を作りだし

人々はその美しさに感動を共有し

カップルにとっては

ムードを高める良質な素材として役にたつ。

 

f:id:kryo428:20230613222201j:image
すべては相乗効果で成り立っている。

かくいうわたしだって

持て余した時間を無駄にすることなく

活用できたことに非常に満足していた。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

f:id:kryo428:20230613223644j:image
f:id:kryo428:20230613223628j:image
f:id:kryo428:20230613223634j:image昼間の工場群


f:id:kryo428:20230613223712j:image展望台が近くにあって、そこから工場群が見渡せる。本来は夕方までの営業で、休日だけ夜も開放されていた。


f:id:kryo428:20230613223651j:image
f:id:kryo428:20230613223706j:image埋立地に作られた工場群。一昔前までここは海だった。


f:id:kryo428:20230613223716j:image
f:id:kryo428:20230613223625j:image運送船の港がある


f:id:kryo428:20230613223658j:image
f:id:kryo428:20230613223709j:image
f:id:kryo428:20230613223638j:image少しずつ日が沈んで夜景が目立つように


f:id:kryo428:20230613223654j:image
f:id:kryo428:20230613223641j:image
f:id:kryo428:20230613223621j:imageガラス越しに撮影するので、撮り方によっては明かりが反射して難しい。


f:id:kryo428:20230613223631j:image
f:id:kryo428:20230613223648j:image