チャリ旅日記

旅のことや日常のことを気ままに綴るよ

1000万ドルの夜景を想像する

 


どうもリョウスケです

 


旅11日目

2023年4月10日月曜日

天気 晴れ

 


六甲山を登る。

1000万ドルの夜景と称される六甲山を

朝から頑張ってひた登る。

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登山自体は久しぶりだったこともあり、

なかなかしんどかった。

ロープウエイ乗り場から歩いて

山頂ではなく、

ロープウエイの降り場でもある

六甲ガーデンテラス

六甲からの景色を抜群に見渡せる展望台を目指す。

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行きはサクサク。

空気も美味しい。

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平日だったこともあり

登山客がほとんどいないため、

大自然にポツンと一人

不思議な解放感。

耳に聞こえてくるのは

空気のわずかな揺らぎと

鳥の高く響くさえずり音だけ。

足音さえも自然の一部に溶け込んでいた。

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途中あたりから少ししんどくなってくる。

息も上がってふくらはぎが張ってきて

徐々に痛みが増していく。

 

それでも限界を迎えるまでもなかった。

気づくといつの間にやら

ガーデンテラスの入り口に。

思ったよりも少し余裕を持ってたどり着く。

 

 

そして、

さすが1000万ドルの夜景である

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展望台からの景色は見事で、

遠く大阪湾まで見渡せる。

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確かにこの感じなら、

夜景はこう見えるだろうと予想ができた。

おそらくあそこがこうなって、

あそこがああだからそうなって。

 


・・・さてと。

そろそろ下までおりようか。

 


さすがに夜景を拝むまでには

6時間ほど時間があった。

こんな場所で6時間は退屈の極みである。

 


1000万ドルの夜景を想像しながら

けして観ることなく、

あくまで想像しながら下界へおりる。

 


ここは有馬温泉

登山の疲れを歴史的にも

最も有名な温泉地で癒すとしよう。

 


こんな贅沢ってあるだろうか。

 


山を登って景色を眺めて

山を下って汗を流して

ぷらぷら温泉街を散歩して

ゆっくり温泉浸かって

サイダー飲んでぷはあっと一服。

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これでこのまま有馬の旅館に泊まって

美味しいご馳走と

温泉と

柔らか布団で眠れたら、、、

 


現実は、これから近くの公園で

寒い思いを堪えながら夜空の下で野宿である。

 

 

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f:id:kryo428:20230412213830j:image有馬温泉


f:id:kryo428:20230412213837j:imageねねさん。秀吉の奥さん。一緒に有馬温泉に訪れたことがあるらしい


f:id:kryo428:20230412213914j:imageロープウェイ乗り場の横の道を登っていく


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f:id:kryo428:20230412213814j:imageすごい自然いっぱい。そして本当に誰もいない


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f:id:kryo428:20230412213911j:imageたまにある座るところ。こういうところで休憩する


f:id:kryo428:20230412213810j:image車道にたどり着くとあと少し


f:id:kryo428:20230412213918j:image六甲ガーデンテラス。展望台や飲食店、お土産屋さんや様々なおしゃれな施設が並んでいる。ここは山頂ではないが、ここを目指して登ってきたので、今回はここで終了


f:id:kryo428:20230412213907j:imageメルヘンっぽい


f:id:kryo428:20230412213804j:image展望台


f:id:kryo428:20230412213840j:imageあの編み編みが気になる


f:id:kryo428:20230412213817j:imageいっぷく


f:id:kryo428:20230412213847j:image温泉寺


f:id:kryo428:20230412213800j:image昔の温泉だった遺構が発見された。秀吉が作ったとされている


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f:id:kryo428:20230412213821j:image炭酸泉


f:id:kryo428:20230412213834j:image飲むことができる。シャワシャワだけど鉄くさい。だから、、、うん、美味しくない


f:id:kryo428:20230412213857j:image銀の湯


f:id:kryo428:20230412213843j:image金の湯。二つとも制覇!銀の湯は透明の温泉。金の湯は茶色く濁った温泉で、見た目も違う


f:id:kryo428:20230412213807j:imageサイダー。炭酸強め。甘み控えめ


f:id:kryo428:20230412213900j:image豊臣秀吉。彼はよく好きで有馬温泉に訪れていた。地震の被害を受けたときも自ら修復している