どうもリョウスケです
旅51日目
2023年5月31日水曜日
天気 曇り時々雨のち晴れ
山を登ることに慣れてきた。むしろ自転車で峠を越えるぐらいなら、わたしは山を足で登りたいと思うほどに、近頃は山登りの方が楽とさえ思えている。
その理由は、①自分のペースで無理せず登れる。②恐怖を感じることも自転車より少ない。③自転車より身軽。
以上の理由から足で歩いて登ったほうが楽なのだ。
そしてこの日も山登りだった。前日まで行くかどうかで迷っていた『朝熊ヶ岳』へ、それほど標高の高い山でもないし、「まあいいか」と軽い気持ちで登り始める。
序盤はスイスイ余裕しゃくしゃく足も軽い。数百メートルごとに数字の書かれた石筆が、もう少しあと少しと背中を押してくれる。
中盤から足がもたつき始め、ほぼ同時に登り始めたはずのおばあちゃんは、いつの間にか遥か彼方へ消えていた。
終盤になると頭の中ではまだかまだかとぐるぐる巡り、お寺が見えた頃には「よ、待ってました!」と嬉々として子どもさながら駆けていく。
思っていたより随分としんどい登山だった。
だけど本当はこんなものかもしれない。時間を見てもニ時間程度の軽い登山だ。どこかの百名山と比べると、それほど無理せず登れる山である。でも、しんどい、、、
きっと心構えの問題なのだ。登る前から、しんどそうだ、大変そうだ、とあらかじめ思いながら登っていたら多少はマシだったはずである。
それを、楽勝そうだ、なんせ山登りに体が慣れてきたんだからと余裕をぶっこいて登り始めたものだから、必要以上にしんどい思いをする羽目になった。
こんなことをよく繰り返している。先入観は持たないこと。あるいは、常に過酷な旅を想定すること。
大事なことなのによく忘れてしまう。心配性なくせに楽観的なもののの考え方をする。タチの悪い性格は親譲りだと、親のせいにしたがる癖も、またタチが悪い。
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伊勢神宮の神様にお供えするための作物を栽培しているところ、だと思う。はっきりとはわからない。昨日博物館の解説ビデオで見た映像に似ている。ここで田植えから収穫までを一連の祭りとして毎年盛大に行われているという。
朝熊ヶ岳登山口
ここから登り始める
わりと短いスパンで数字の書かれた石塔が立っている。これが20個以上あった。
むかし利用されていたケーブルカーの線路跡。以前は山頂にあるお寺へと参拝者がたくさんいた。
旅館のあった痕跡。こういうのを見るとなんだか寂しい気持ちになる。観光客が徐々に減って衰退していく中で、火事によって建物が全焼して最後を迎えたという。エピソードも悲しい。
山頂
伊勢神宮の鬼門にあたるお寺。その昔、伊勢神宮にお参りした人は必ずここにも参拝する習わしだったというが、時代とともにあまり重要視されなくなっていった。
虎
牛
頭に大黒天
ここから奥之院へ
長くて大きな卒塔婆がずらりと並ぶ
奥之院
お寺から少し進むと展望台に到着。
鳥羽のあたりが見渡せる
足湯もあって
入りながら景色を眺望、、、したかったけど、入浴料百円というのを知って諦める。足湯で有料はちょっとないかな。
こんなのがあった。天空のポスト。インスタ映えで人気があるというが
なかなか
どう撮ったところで
なんか微妙、、、天気にも左右されるみたい。
下山途中から晴れてきた
すごい青空。もう少し早く晴れてくれたらインスタ映えが!
お城発見!
カエルがすごいいる
夫婦岩。見たことある有名な風景