どうもリョウスケです
旅36日目
2023年5月10日水曜日
和歌山[和歌山市]
天気 晴れ
和歌山の海岸線は、
のんびりとした空気が流れている。
潮風が鼻腔をくすぐり
ぷかぷか浮いた島をぼんやり眺めると、
トンビが優雅に空を漫遊していた。
和歌の浦と呼ばれるここは、
その名からもわかる通り
万葉集にたびたび歌われた地域であるらしい。
海岸でのんびり時間を過ごしていると
その理由もなんとなくわかるような気がした。
穏やかな波の音が微かに鼓膜を震わせる
日傘をさす女性からわずかに覗く白い二の腕
食べかけのサンドイッチから漂うマヨネーズの匂い
和歌山市滞在五日目だった。
まだこの街でのんびりしたい気持ちを抑え込む。
さすがにこれ以上はもう
生産性のない日々が過ぎるだけだ。
過ごそうと思えば
いくらでも過ごせる自信があった。
ーーが、
その分かさむ滞在費、、、
無下に過ぎて行く時間と日数、、、
そろそろ次の街へと向かおうか。
歌人でも作家でも芸術家でもないわたしは、
ここでのんびり過ごしたところで
ここで一句と閃かず
創作意欲は湧き立たず
芸術はちっとも爆発しない
まったく心踊らず、ただ凪の精神で
ほげっとダラリと過ぎていくのが関の山。
生み出せるものなら
何日だって滞在してやるのだが。。。
が、何も浮かばないのだから仕方がない。
浮かばないわたしは、
ただひたすらいろんなところに旅をして
刺激をたくさん吸収し、
それをブログに落とし込むことで
自己満足に浸るのが性に合っているらしい。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
雑賀崎台場
石垣が残る
台場跡
三つ島が浮かぶ景色が目の前に
陰だけだと塔の上に立ってるみたい
雑賀崎の港街。坂に家が立ち並ぶ姿が日本じゃないみたいに見える。
景色がきれい
紀州東照宮。徳川家を祀る神社
108つの階段を登る。煩悩の数
本堂には綺麗な彫刻や絵が壁に描かれていて、拝観料を支払うと外側を見学できる。
海が見える
不老橋
万葉館。万葉集に関する資料やビデオを閲覧できる
期間限定でこの長い階段を登った人は拝観料無料キャンペーン中。ケーブルだと有料なのでそりゃ上らにゃ。
金箔を購入してお地蔵さまに貼り付けてお参りする。まだ余白がいっぱい。顔から埋まっていくらしい。早い者勝ち
日本一巨大な千手観音。むちゃくちゃでかい!
和歌山市全域が見渡せる
こんにちは。
閻魔大王!!