チャリ旅日記

旅のことや日常のことを気ままに綴るよ

雨。。

 


どうもリョウスケです

 

 

 

旅雨宿り中

山形(山形市

天気  あめ

 

 

 

シトシトと雨が落ちる。。

住宅街の屋根の上に、

歩道橋から見下ろすアスファルトに、

学生たちが行き交う校庭のグランドに、

 


雨の雫がぽたぽたと降り注ぐーーー

 


こんな雨の日は、

少しのんびりと過ごしていよう。

 

 

 

濡れたって構わない。けれど、

雨は非常に厄介だ

 


視界が悪い

ブレーキが効きにくい

荷物が濡れる

携帯が出しにくい

景色が映えない

見た目が悪い

テントが張れない

チェーンの油が落ちやすい

手元が滑りやすい

物を落とした時の被害がでかい

鞄が背負えない

息苦しい

暑くてもカッパが脱げない

鞄の底が湿る

すぐ休みたくなっちゃう

。。。etc

 

 

雨は厄介でしかない。。

 

 

。。。。。

 

 

最近少し思うことがある、、

それは旅のペースについてのことで

 


いまのこのペースで果たして大丈夫だろうか

少しのんびりし過ぎな気がする。

というのも、

昨年のブログの記録から

都道府県に滞在した期間を遡ってみると

大概の場合、

一つの都道府県に約4、5日程度しか

滞在していないことがわかった。

そこで今年に入ってからの旅の日数を考えてみると

 


青森、、一週間と丸4日

秋田、、一週間と1日

山形、、一週間、、と少しかかりそう、、

 


長くない!?

もう一月経つのにまだ東北にいるんですけど!

 


どうしよう。。

少しのんびりというか

じっくりというか

あまりに時間をかけ過ぎてやしないだろうか

こんなペースで、

果たして今年中に沖縄まで辿り着くか不安である。

 


思えば北海道に2ヶ月かけた私は、

どこかそのペースに慣れてしまったような節があり

少しでも興味が湧いた所には

時間を惜しまず費やしてしまっているような気がする。

うーん、これでいいのかなあ、、

でもこのやり方に満足している自分がいて

一つ一つの都道府県のことを

しっかりじっくり時にはねっとりと堪能する事こそ

この旅の目的なんじゃなかろうか

そもそも今までが急ぎ足過ぎたようなきらいがあり

いまの方がより深く県のことを知れて楽しい。

急ぐ旅ではないのだ

結果的に沖縄にたどり着かなかったとして

それがどうしたというのだろうか。

またお金を稼いで

来年旅を再開すればそれでいいこと。

 


北海道をじっくり旅したことは

知らず知らずのあいだに

旅に対する感覚をどうやら変えてしまったらしい。

 


これでいい

このままで行こう!

 


普通の生活ではなかなかできないことを

いまの私はやっているのだ。

 

 

 

シトシトと雨が落ちる。。

住宅街の路地を流れる用水路に

窪んだアスファルトに溜まった水溜りの上に

黄色いカッパを着込んだ少女の頭に

 


雨の雫がぽたぽたと降り注ぐ

 


「明日は晴れるといいな。。」

 


ぽつりと呟いた言葉の雫が、雨と混ざり合って、

どこかの道端に落ちていった。。

 

 

 

                                           つづく

リョウスケ

 

 

 

「文翔館」

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山形市にある古いレンガ作りの建物で、

旧県庁 県会議事堂として昭和59年まで使用され

その後、修復されてからは一般公開されている

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英国のお城みたいな建物は、思っていた以上に広く大きい

広い中庭を囲むように三階建の作りになっていて

階ごとに様々な用途で使われたであろう部屋がいくつも存在する。


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いまは郷土館として、

山形の歴史やこの建物の事などを写真や資料に基づいて

知ることができるようになっている。


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巨大なホールのような建物もあって

いったいどれほどのお金をかけたらこれ程の建物が作れるのだろうと

下世話な好奇心が湧いた。。