どうもリョウスケです
旅14日目
2023年4月12日水曜日
兵庫→大阪[西宮市→吹田市]
天気 晴れ
太陽の塔なんて
ただの変なモニュメントだと思っていた。
変な形に変な顔がいっぱいある。
奇妙以外の何者でもなく、
大阪万博で制作された
五〇年以上も前の過去の遺産。
それぐらいにしか思ったことがなかった。
でも、実際に見ると抱くイメージも違ってくる。
こんなにでかいのかと仰ぎ見て、
変な顔もよく見ると味わいがあり、
底知れぬメッセージ性を
その形からは
ひしひしと伝わってくる気がした。
これが太陽の塔なのか
思っていたより嫌いじゃない。
2018年から塔の中が開放されているという。
万博以来50年ぶりと聞いて、
当時を知らないわたしは
あの塔の中に入れたんだという事実に驚く。
だからこれまで中がどうなっているかなんて、
考えたことさえなかった。
まさか入れる日がこうして訪れるとは!
入り口で入場料を支払うと
薄暗い通路を奥へ奥へと進んでいく。
やがて見えてくるのは背の高い木だった。
『生命の樹』と名付けられたその木の周りには
古生代に生息していた生き物から
現代の生物へと上にあがるにつれて変化していき、
恐竜から哺乳類へ。
そしてやがて最終的には人類へ。
それを螺旋状に階段を上っていき、
上へ上へと時が流れる仕組みになっている。
最後は塔の腕の部分にたどり着くと
腕から先は未来を表しており、
万博ではそこからエスカレーターで外に出られたのだという。。。
正直ここまで堪能しても、
全然意味がわからなかった。
凡人のわたしには
そもそも天才芸術家の考えることなどわかるはずもない。
要するに生命の過去と現在
それを一本の樹によって表現しており。
太陽とは生命の根源であり命を紡ぐ象徴のような存在で、
その体内と呼べる内側に生命が存在するということは、、、
わかるようなわからんような
いや、さっぱりわからない。
でも漠然と微粒子レベルで
体の中に染み込んでくる何かがあって
これが芸術なんだと
わかったようなわからんような。
底の浅いわたしには、
底知れぬメッセージは読み解けないが、
漠然と飲み込むことならできそうだった。
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ついに大阪へ
箕面大滝
大阪なのにすごい大自然
キレイだった。キレイだったけど、どこか見慣れた風景で。いろんなところに行き過ぎるのも考えものだと反省する。
太陽の塔。塔の周りの芝生は入れないようになっているため、写真に人が入り込まないのが嬉しい。
背中にも太陽
近くで見るとやっぱり変な顔
入口を抜けると不気味な雰囲気の部屋から始まる
ここにも顔が
アメーバとか古代の生物が下にいて
徐々に形をおびた生物へ
進化の過程を一本の木で表現。なぜ下からのアングルからしか撮っていないかというと、その上からは撮影禁止だったから。五百円払うと撮ってもいいとのことだったけど、さすがにちょっと、、、ボロい商売してやがる
上からは非常階段みたいなやつで下る。エスカレーターで上に抜けるなんて、万博の時はどんな感じだったのかすごく気になる。
パシャリ
明日はカレーのイベントがあるらしい。それもいいなあ
花を撮るのは楽しい。少し背景をぼかすとより花が強調されて、綺麗に見えることがわかった。
夜の太陽の塔