どうもリョウスケです
旅12日目
2023年4月11日火曜日
天気 晴れ
『手塚治虫記念館』
6時間なんてあっという間だった。
開館と同時に来場して、
一番と書かれた札を受け取ったのが9時半。
そこからけして広くはない館内を
じっくりじっくり
隅々まで満喫する至福の時間。
あのアトムがここにいる。
ブラックジャックがほくそ笑み。
リボンの騎士がかっこかわいい。
手塚治虫の生涯に触れ、
作品ごとの制作上のエピソードに驚愕し
彼の数々の偉業に感嘆する。
ああ楽しい。
ああ楽しい。
宝塚は彼が若い時代を過ごした場所だ。
ここで生まれた作品も数多く
彼の人生の大半がここには詰まっていて
それを一つ一つ丹念に体に染み込ませる。
作品を何本も掛け持ちしていた彼は、
アシスタントという制度を初めて設けた漫画家で。
作中に登場する「ドーン」とか「シーン」とか、
漫画に効果音を書き込むという手法を取り入れたのも手塚治虫が最初だったとか。
ストーリーものの少女漫画を初めて書いたのも彼だと言われていたり。
漫画をアニメ化してテレビで放映したのも。
いまではあたり前となっている漫画の常識を
初めて確立した漫画家である
まさに漫画界のパイオニア。
漫画の神様はこんな顔をしていたわけだ。
私が生まれる一年前に亡くなった彼のことを
私は作品でしか知ることができない。
だったらもっと読んでおけばよかったと
後悔すると同時に、
だけど今からでも読めるじゃないかと
伝説級の漫画を今も読めることに感謝する。
ああ楽しかった。
ああ楽しかった。
気づくともう15時を回っている。
息を数回しているうちに、
もう6時間が経った気分である。
もっと浸りたいのを我慢して
そういえばお腹が空いたと
腹の減りも忘れていたことに今頃気づいて
最後にアトムにお別れすると
手塚治虫記念館を惜しみながら後にした。
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キャラクターの手足が地面に
アトム小さい。かわいい
カプセル型の展示。近未来感
手塚治虫のことを一つ一つ丁寧に解説してくれる
手塚治虫年表。若くして成功して、漫画家でありながら医者でもあり、数多くの名作を世に残している。
リボンの騎士の原画展もやっていた
リボンの騎士は過去に四回作品が描かれており、一回目と三回目は途中までほとんど同じシナリオながら、コマ割りや背景などが大きく変更されている。その違いを原画を二つ並べて見比べることができるという、最高の贅沢。
原画ががが
リボンの騎士は女性でありながら男性の心も持って生まれた主人公が、王国の事情で王子として生きていくお話。いまの時代だとまた違った見かたができそうな内容。
全員集合！
ここは軽くアニメを自分で作る体験ができるところ。というのを知らずにスタッフのお姉さんに言われるがまま始めたばかりに、何を描いていいか、どう描いていいかわからず焦った。描いたものをお姉さんに見られるという恥ずかしさもあり、悪戦苦闘しながら時間をかけて制作。
三十分かけて完成！
2枚描いて、それを交互に画面上で流すことによって、絵が動いて観えるようになる。
一枚目
二枚目。
心配だったけど意外とうまくできた。動画で撮影していいと言うので、スマホで撮影。最近その動画が自分の中で癒し映像となっている。Twitterであげてるのでよかったら見てください。テーマは「ワンダフル アドベンチャー」ーーひょんなことから世界を救う旅に出た犬のお話（壮大）。
