どうもリョウスケです
旅4日目
2023年4月1日土曜日
天気 晴れ
ーー『明石市』
ここは子午線の街
日本の時刻を刻む街
日本にとって特別な街だ。
だからといって
特別な雰囲気を感じさせる街ではない。
おそらく一番の観光地でもある明石城は、
外観こそ大きな石垣と、その上には立派な櫓が両端に建ち並び、
下から見上げるととても壮観な眺めであるものの
まさに昨日姫路城を堪能したばかりの
わたしにとって、
そこはただの普通のお城でしかなかった。
石垣と、櫓が二つばかり残るだけの(それだけでも本当はすごいこと)
100分の1つのお城である。
その後、子午線上に作られた天文科学館へと行く。
大きなプラネタリウムを楽しめるだけでなく、
時間や天体に関する展示がたくさん。
知らないことをたくさん知れて
プラネタリウムでは最初の数分で爆睡(気づくと終了していた)
時計の歴史や子午線について学ぶと、
天文科学館をあとにする。
科学館は楽しかったし、
お城も興味深かった。だが、
特別な雰囲気はそこにはなかった。
勝手に特別だと思っていた街は、
よくある普通の街である。
道路があって
商店街があって
観光地があって
朝からお酒臭いおじさんがいれば
小道ではおばさんたちが井戸端会議
どこにでもある普通の風景。
それでもここは、
日本にとっても
世界にとっても
大切な時間を刻む特別な街で、
それは目には見えるけれど見えない特別。
普通だけど特別な街。
意識せずとも常にある存在だった。
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城内ではなにやらイベントを開催していて、いつもより人が多そうな雰囲気だった。落ち着いた日に行きたかったな。BGMにレゲエとか流してたりして、お城の雰囲気ぶち壊しである。
向かって右側にある巽櫓
左側にある坤櫓
本丸跡。花見にうってつけの芝生の公園
昔城主がいた屋敷は、現在野球場になっている
巽櫓だけ特別公開中
このカビ臭い雰囲気がいいのよ(褒めてる)
昔学校の先生たちが、自分たちの給料を割いて建てたといわれる、子午線をあらわした標柱。
子午線の真上に建てられた天文科学館
巨大なプラネタリウム。40分ぐらい星空を眺めながら、スタッフさんが丁寧に星座を説明してくれる。絶対おもしろいはずだし、YouTubeの動画だったらずっと観てられるんだけど。暗い室内で椅子を倒して見上げた体制で、学校の授業のようなスタッフさんの優しい解説、、、そりゃ眠くなるって!
だいたいあってる
シゴセンジャー
この線上が子午線