チャリ旅日記

旅のことや日常のことを気ままに綴るよ

リベンジの姫路城

 


どうもリョウスケです

 


旅3日目

2023年3月31日金曜日

天気 晴れ

 


朝一番に訪れたのに

相変わらずの長蛇の列

 


それでも昼間に来るより落ち着いていて、

この時間だからこそ

自分のペースで鑑賞することができる。

 

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城内にいっぽ足を踏み入れた瞬間

姫路城は、あ、違う、、、と感じる。

 


何が違うのか。

 


ーーすべてである。

 


遺構として残るスケールが段違い。

400年も昔のものだとは思えないほどの

建築物の数々、、、

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立派な天守閣だけではない。

石垣、櫓、塀、堀

すべてがすべて

往年の時代のままにそこにある。

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これまで数ある城跡を巡ってきた。

ほとんどの城跡で残るのは、

その城の一部のみだ。

建物が残っていること自体が奇跡に近く

あったとしても一つか二つ。

それでも数百年間も残存していることが

すごいのであって

全国にかつてあったとされる

何百、何千もの城郭のそのほとんどは、

素人目には何も残っていないのと同じ

わずかな遺構だけを残した

味気ないお城ばかりなのである。

 


だから、姫路城の何がすごいかって

これだけの規模を要するお城の遺構が

まだこんなにも残っているということ。

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火事の多かった時代を生き抜き

震災の被害にも耐え

空襲にも遭い、

廃城令で数あるお城が取り壊される中、

まだ豊臣秀吉池田輝政が築城した頃の面影が

ありありと見てとることができる。

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午前中いっぱいを使ったお城探索により

昼前には足はもう棒の棒だった。

 

 

棒の棒になるほどのお城の規模に驚くと同時に

この奇跡に立ち会えた幸運に

足の痛みからも感謝するしかない。

 


子供の頃に訪れたことがあるのに

その頃はなんとも思わなかった。

散々お城を巡ってきたいまだからわかる。

 


一つ懸念があるとするなら、

これから巡るであろうお城たちは、

明らかに姫路城の下位互換であるということだ。

お城に上も下もないとはいえ、

にわかとしては、

どのお城を巡っても見劣りしてしまうに違いない。

 


姫路城が最後の方のお城巡りで

ある意味よかったとホッとするのだった。

 

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f:id:kryo428:20230403181035j:image朝の姫路城。人がほとんどいない。


f:id:kryo428:20230403181129j:image門をくぐって、いよいよ昨日行けなかった有料ゾーンへ。


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f:id:kryo428:20230403181138j:image狭間。ここから覗くのが好き


f:id:kryo428:20230403181142j:imageこういうところがあると、ギリギリまで屈まずいけるかチャレンジを密かに一人でしています。ここはダメだった。


f:id:kryo428:20230403181039j:image天守の中へ。ここまで行くのにけっこう歩く


f:id:kryo428:20230403181121j:image五層六階建て。むちゃくちゃ大きい。まだ登るの? ってぐらい階段を登ることになる。


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f:id:kryo428:20230403181058j:image最上階からの景色


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f:id:kryo428:20230403181016j:image武者隠し。人が隠れるスペースがある。中を覗き見ると思ったより広くて、むしろこれぐらいがちょうどいいと感じた。姫路城は広すぎる


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f:id:kryo428:20230403181106j:image下から眺めるとけっこう迫力がある。


f:id:kryo428:20230403181113j:imageお菊の井戸。播州皿屋敷のあの有名なお皿を数える井戸(ざっくり)


f:id:kryo428:20230403181028j:image多聞櫓


f:id:kryo428:20230403181032j:image中はながーい廊下と、いくつも部屋がある


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f:id:kryo428:20230403181043j:imageこの日も桜が綺麗だった。たぶん満開


f:id:kryo428:20230403181125j:image出てきた時には30分待ち。朝一番だとわりかし自分のペースで自由に見て回れるけれど、おそらくここからは人の列に沿って見学することになる。ゼッタイムリ!!


f:id:kryo428:20230403181117j:image豆大福


f:id:kryo428:20230403181134j:image近くには好古園という大きなお庭がある。


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f:id:kryo428:20230403181013j:image綺麗だけど、足がクタクタすぎてしんどかった思い出。