チャリ旅日記

旅のことや日常のことを気ままに綴るよ

屋久島を一周する

 


どうもリョウスケです

 


旅50、51日目

2022年7月18日月曜日

天気 曇り 雨

鹿児島[フェリー→屋久島]

 


屋久島でやりたいことは二つあった。

一つは縄文杉トレッキング

世界遺産屋久島の奥地まで歩いて巡ること。

 


もう一つが島一周旅。

屋久島の形状に沿う形で舗装された道路を

港から港まで一周する。

別に決まり事という訳ではないが、

島に行くたびにチャレンジすることが多い。

 


達成感と満足感が味わえる上に

一周することによって

その島の生活がなんとなく垣間見ることができ

より島に対して愛着を持つことができる。

 


いつもならば、、、。

 


屋久島はわたしが思い描いていたものよりも

はるかに大変な島だった。

 

f:id:kryo428:20220719202519j:image
外周およそ百キロ。

とても1日では回れる距離ではなく

そのうえ勾配も激しく

想像以上に体力を根こそぎ持っていかれる。

 


1日目は島の半分まで。

港から時計回りに約五十キロほど

特にこれと言って

特徴のない道がずっと続く。

 

f:id:kryo428:20220719202626j:image
中央には確かに屋久島らしい標高の高い

アルプスのような山々が連なる景色が見えるが

それ以外は小さな町と坂道が交互に続くだけ。

 


ーーところが二日目である。

 


二日目は島のもう半分

約五十キロ

この五十キロが大変なのだった。

 


とにかく森だった。

森の中を走り続けていた。

f:id:kryo428:20220719202809j:image


右を見ても左を見ても屋久島らしい木々が生い茂り

薄暗くて車もあまり通らない。

ふと気づくと目の前には大量のアニマルワールド

f:id:kryo428:20220719203012j:image

猿や鹿が平然と道端にたむろし

真横を通過しても微動だにしない慣れようで、

こちらが逆にビビってしまう。

 


常にビクビクしながらゆっくりと走り

2時間かけてようやく森を抜けると

今度は海岸線である。

海亀が卵を産みに来ると言われる

美しい浜を横目に

f:id:kryo428:20220719203154j:image

小さな町と坂道が交互に続く道をひたすら走り

ようやく港に帰還した。

 


とにかく印象的だったのは

体力的にしんどかったことと

精神的に怖かったことである。

 


達成感と満足感は得られたが

島に対する愛着が湧いたかどうかと考えると

むしろ疲労感と恐怖心が勝ってしまい

それどころではない。

しかも二日目は雨に見舞われ

普通に走るだけでも辛かった。

 


屋久島はやっぱり有名な縄文杉トレッキングなのだきっと。

サイクリングではなかったのだと思う。

 

 

ーーーーーーーーーーーーー

 

 

f:id:kryo428:20220719203852j:image
f:id:kryo428:20220719203731j:image

島に唯一あるファーストフード店


f:id:kryo428:20220719203748j:image

雪の重みで折れた縄文杉の枝。これだけでも何百年の歴史がある。


f:id:kryo428:20220719203744j:image
f:id:kryo428:20220719204138j:image

キャンプ場のトイレから出てきた猿


f:id:kryo428:20220719203735j:image
f:id:kryo428:20220719203740j:image

大川の滝。滝百選にも選ばれている


f:id:kryo428:20220719203811j:image

猿をやたらとみかける。一度家族連れの猿と出会した際に、親猿に急に威嚇され、その後追いかけられ必死で逃げた。下りだったから逃げ切れたものの、上りだったらと思うとゾッとする。意外に早い


f:id:kryo428:20220719203804j:image

森道の入り口。


f:id:kryo428:20220719203823j:image
f:id:kryo428:20220719203834j:image

鹿は警戒心が強い。近づくとすぐ逃げてしまう


f:id:kryo428:20220719203757j:image

屋久灯台


f:id:kryo428:20220719203829j:image
f:id:kryo428:20220719203840j:image
f:id:kryo428:20220719203817j:image

卵のある場所は柵で区切られている


f:id:kryo428:20220719203846j:image