どうもリョウスケです
旅15日目
2022年6月1日水曜日
天気 曇りのち晴れ
長崎[西海市→東出津町]
外海と呼ばれるこのあたりの集落には
その昔潜伏キリシタンが数多く暮らしていたと
されている。
普段は仏教徒を装い
隠れてキリスト教を信仰し続けた人々。
禁教令が出ていた当時、
もしバレてしまえば磔にされ拷問され
命さえも危うかった時代である。
特に決まった宗教のないわたしにしてみれば
そこまでの強い意志を持って
宗教を信仰することが出来るか自信がない。
時代もあるだろう。
化学の発達がまだ進んでいなかった時代である。
言葉にできない恐ろしいものに遭遇したとき
そこから自分を救ってくれるのは宗教に他ならなかった。
彼らにとって
絶対的に信じるものがあることは、
命よりも必要なことだったのかもしれない。
それでも何の信仰もないわたしには
理解するのが難しい。
親から子へ
先祖から子孫へ
200年もの長い年月
ずっと危険と隣り合わせで信仰するということは、
自分の家族を危険に晒すことである。
そこまでしなきゃいけなかったのだろうか
命あってこそじゃないかと思い
でもそういうことじゃないのだろうなと思い
宗教って何なんだろうと
ふとぼんやり考え思うのである。
大野教会
煉瓦造りの渋い教会
このあたりの集落を宗教的にだけでなく
福祉や教育や土木など、
ありとあらゆる形で支えたドロ神父
出津教会
中も見学することができる
献金するともらえる
これ欲しさに献金したとは言いませんが
お昼に我慢できずに道の駅で買った
サンドイッチ
遠藤周作文学館
一冊も読んだことがないことを後悔した
例のサンドイッチ
夕方になると訳あって二つ増えました。