どうもリョウスケです
年内に本を100冊読むと目標をたてたのが
今年の1月だった。
まさかこんなに家で過ごす時間が
増えるとは、
その時は想像していなかったわけだが
結果的に言うと、
その目標もあと残り数冊まで来ている。
主に8割ぐらいは小説で、
あとの2割は歴史や人物や事象を取り上げた本が並んでいる。
前にも書いたかもしれないが
大半は自室に埋没した本の発掘作業に終始し
100冊到達目前になった今でさえ
まだ読破できていない本があることに驚愕
それでもあと少しだ。
それさえ読んで仕舞えば、後は好きな本を
思う存分買うなり借りるなりして
読もうと決めている。
100冊などと目標を立てたが
最初はその距離が掴めずにいた。
果てしなく遠いようにも思えるし
はたまた届かぬ距離でもないようにも思える。
一生懸命に泳ぎ続ければ、
いつか浜辺に到達できるようにも感じるが、
油断し昼寝でもしようものなら、
あっという間に遥か彼方へと波に流され
永久に届かないのではと
危機感を感じる距離でもある。
余裕があれば月10冊以上は読み
生活に余裕を失えば
月3〜5冊も読まない月もあり、
波が著しく激しい。
それでも有り余る時間と限られた娯楽しかなかった
新潟にいた時に、
月15冊以上読み耽って稼いだ分が
今になって功を奏し
おかげで100冊目前まで到達することができた。
あと少し、
あと少しである。
これもまた、
いったい何の為の努力なのかと呆れるが、
知ったことか。
部屋に読んだ本がずらっと並んでいる
それだけで壮観ではないか
顔も知らない親戚の集まり同然だった本棚が、
今や心も通じ合った知己達が
笑顔で手を振っているようなものである。
「趣味は？」と聞かれ
「読書です」と胸を張って言えなかった私が、
年間100冊読んだとなれば、
堂々と宣言しても差し支えないだろう。
年間100冊と言えば、
3日に一冊とは行かないまでも
4日に一冊以上のペースで本を読んだことになる。
4日に一冊読む奴が本好きを
語れない世の中なんて、
とある面接時に自己PRを促され
威風堂々と無趣味を公言する凡人で溢れ返るに
違いない。
つまらない世の中になる前に
声を大にして公言させて欲しい
好きです。読書が好きです！！
早く言葉にしたい。
そのために私は今日も本を開くのである。
